佐藤健主演「るろうに剣心 京都大火編」を観てきました。この映画は相変わらず面白いです!

映画の予告編だけを頼りに、
前作『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を観ました。
そしてあまりの面白さに感激してしまったわけです。
↓感想はこちら
「るろうに剣心」は本当に良く出来ていて並のアイドル映画ではありません。是非ごらんあれ! - つれづれなるまゝに、日ぐらしMacに向かいて・・・

その後、色々調べて知ったのですが、
監督はNHK大河ドラマ龍馬伝」で有名な
大友啓史監督です。

龍馬伝」では過去になかった、
砂埃の舞った独特の汚した画像により、
独特の世界観を表現して話題と成りました。

私はてっきり時代劇が得意な監督と思っていたのですが、
Wikiで調べてみると、
な・なんと連続テレビドラマ「ちゅらさん
シリーズの演出家でもありました。

他にも映画では「プラチナデータ」という、
現代を舞台にしたアクション劇も演出しております。
(「プラチナデータ」も映画館でみましたが、
こちらも面白かったです。↓感想はこちら)
二宮和也主演「プラチナデータ」は引き込まれるストーリーやコンピュータデザインが素晴らしかったですよ。 - つれづれなるまゝに、日ぐらしMacに向かいて・・・


前も書いたかも知れませんが、
大友監督と、主役の「るろうに剣心」を演じる
佐藤健さんとは「龍馬伝」で知り合ったそうです。

龍馬伝佐藤健さんは、岡田以蔵(実在人物)という、
ちょっと不幸な生い立ちの役をしました。

しかしその俊敏な動きが目にとまり、
るろうに剣心
というハマリ役が巡ってきました。

そして本作は最初から、
『京都大火編/伝説の最期編』の2部構成として、
同時に撮影し順序に公開するということで、
大丈夫か?という声も沢山あったようです。

万が一外したときのリスクは大きいです。

しかし、実際映画を観たら、
早く続きが観たい。
と、続きを見ずにはいられないほど、
素晴らしい内容でした。

2部構成であることを知りながら
映画を観ているので、
中途半端な尻切れトンボになって、
あとは後編のお楽しみ。
的なエンディングを心配したのですが、
『京都大火編』として、
キチンと終わっていました。

この手の映画はストーリーを語っても
つまらないので止めておきますが、
※映画のホームページにある
 長編予告編をみれば、
 おおよそのあらすじが分かります。


映画の見所は、主役の剣心が、
おそらく初めて戦いに負けてしまうところ
だと思います。
命は助かるのですが、彼の大切な刀、
「逆刃刀」が折れてしまいます。

そして、最後もやはり敵の手に落ち、
どうにか命が助かる。
というエンディングで後半に続きます。

二部作の前半は「負ける」で、
きっと後半は「勝つ」のだと思いました。

それにしても、今回も殺陣(たて)というか、
超アクション+チャンバラシーンが凄いです。

佐藤健さん江口洋介さんなどのレギュラー陣
に加え、伊勢谷友介さん、神木隆之介などの
新メンバーも驚くような殺陣を披露します。
よくこんなに上手い人がそろう物です。

そして今回の悪役は、藤原竜也さんです。

剣心の後継者の剣客という設定です。
戊辰戦争で、役目を果たし使い捨てとなり、
見方に切られ、身体を焼かれました。

死んだはずですが、
包帯ぐるぐる巻きの姿で生きながらえ
日本を転覆させようと、悪の世界を極めています。

やけどのメイクがホラーっぽく、
その手の映像に弱い人は注意です。

藤原竜也さんは顔は可愛いのに、
(映画「藁の楯」などでもですが、)
超悪役も演じます。

イメージが悪くなってしまいそうですが、
良くやるなぁ〜。と感心します。


・・と、こんな感じで、
時代劇と言うにはとても大きなスケールの作品で、
娯楽映画として、かなりレベルの高い映画です。

先ほど、次回作の予告編をついみてしまったのですが、
早く次が観たい今日の一本です。


映画サイト
映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』公式サイト