「相棒-劇場版�-」を見てきました。

何を隠そう、”相棒”の大ファンです。
ココ数年は、テレビ版を全て初回に見て、このブログも再放送録画
を見ながら見ています。

主役の水谷豊さんは、我々の世代にとって、超好印象俳優さんとして、
小さな頃から洗脳されています。(もちろん、北野広大先生です。)
本当にかっこ良いので、水谷さんのサスペンダーのスーツの着こなしなど
をみてホレボレしています。

寺脇康文さんがいなくなって、相棒はどうなるかと思いましたが、
見事、及川ミッチーさんが、相棒を務めています。
本当にプレッシャーのかかる配役を、よくも引き受けたと思います。
現在では、全く遜色無いと言って良いと思います。
(及川さんはすばらしいと思いました。)
もちろん、
及川さんの黒系スーツと、胸元が開いたシャツはセクシーです。


さて、
このドラマの良いところは、なんといってもストーリというか、
台本にあると思います。

テレビ版では、スペシャル(最近はお正月元旦に放映)をのぞくと、
たいしたアクションシーンはなく、基本は巧みなストーリー展開で
引き込むドラマです。
※ただし、最近は昔程、、という感じも無きにしもあらずですが。

何回に一度は、社会問題(たとえば、時効の問題をあげたのもずいぶん
前でした)などを扱い、単なる刑事ドラマ以上のメッセージを視聴者に
与えます。
そういったこともあり、最近のテレビドラマでは珍しく、多くの男性
サラリーマン層に受けているのだと思います。


そんな訳で、もちろん映画を見てきました。

正直、初回の劇場版もどうかな。と思ったのですが、
今度の劇場版�−のほうは、さらに、納得のいかない仕上がりです。

特に問題は一番最後の締まりがない感じです。
続きは、次回。。といった感が有り有りで、
これでは、続きは映画で、よりもなお悪い気がしました。
石倉三郎さんに、話を聞きに行く・・とか言って終わりますかね。)
なんといっても、相棒は一話簡潔(たまに、二話続きもありますが、)
です。
翌週すぐに見られるTVならいざ知らず、早くても半年後になる映画では
相棒らしくないと思います。

それ位、相棒でお金を稼ぎたいのでしょうかね。
相棒の良いところは、お金をかけず、ストーリで押していくところだと
思っていたファン層にとっては残念な映画です。


今回の映画ではさらにイマイチな点があります。

岸部一徳さん
 相棒では超重要な役の、岸部一徳さんが、あっさり亡くなってしまい
 ました。 
 最近、江口洋介さんのドラマで、変な役を演じていたとおもったら、
 こうきましたか。
 相棒では、水谷さんの、最大の理解者であり、最大のライバルであり、
 最も助けてくれる上司です。
 一徳さんがいなくなったら、特命係は速攻でつぶされて、相棒の二人も
 直ぐにクビになってしまいそうです。(それはないとして、、笑)

小西真奈美さん
 とってもいい感じで演じていたのですが、全体的に主役級を
 食っていたと思います。
 相棒では、毎回様々なゲスト俳優が登場するのですが、案外すんなりと
 なじんでいます。
 ただ、今回はちょっと浮いている感じがしました。


等々

とにかく、スペシャル版との違いは、画作り程度の違いで、
相棒ファン以外の方にはお薦めできないと思いました。
(というか、相棒ファン向けの映画ですかね。)

普段はブログに悪い事は書かないと決めていたのですが、
相棒好きなだけに、不満もたらたらな感じに成ってしまいました。
※この点は、ホントすいません。


いずれにせよ、相棒はこれからも、ずっと頑張って欲しいと思います。
きっと、これからも100%見るドラマです。


相棒のURLです。
相棒-劇場版IV-