「アメイジング・スパイダーマン」は面白かったです。

映画「スパイダーマン」は、2002年に公開された映画で、
その後、2004年、2007年と続編が公開されました。

Wikiによると、今回のスパイダーマンシリーズは、
2007年の続編としてスパイダーマン4を企画するにあたり、
監督が降板したことで、改めて「アメイジングスパイダーマン
として、新シリーズ化することになったようです。

なお、アメイジング(amazing)とは、
「驚くような」、「びっくりするような」といった意味です。


私は正直、スパイダーマンのあの形が、
あまり好きでは無いので、前作は見ておりません。
今回映画を見て、はじめて「スパイダーマン」がどんなものかを
知った次第です。

てっきり、「仮面ライダー」のように変身するものだと
思っていたのですが、
日本とは違い、手作りのマスクをかぶった、普通の高校生です。
(どちらかというと忍者や、タイガーマスクにちかい。)
※劇中では”タイツ”と表現されています。
もちろん、たいした武器はありません。(クモの糸ぐらい)


映画では、カメラ好き(日本でいうところの、カメラ小僧系)
高校生が「スパイダーマン」になるいきさつを丁寧に、
しかも、割と大人が見ても、自然に見えるように構成されて
います。

父の死の秘密を探り、力を得てしまういきさつや、
大切な伯父の死をきっかけに、能力を磨いていく姿に
どんどん引き込まれていきます。

また、警察官である、彼女のお父さんに、
スパイダーマンは」類似者ばかりを狙っているので、
仕返しなど怨恨によるものに違いない。
とあっさり、プロファイリングされている点や、

スパイダーマンの衣装が、スポーツ選手のウェアに
ヒントを得た手作りで、しかも途中でデザインや素材
が向上する。

など、そういった、一見ヒーローとしてはカッコ悪い絵を
入れることで、さらに「スパイダーマン」に、普通の高校生
としてのリアリティーを与えています。


先にも書きましたが、
私は正直「スパイダーマン」に、良い印象を持っていませんでした。

そんな私が映画を見に行ったのは、
先に見た、映画に詳しい知人が面白かった。というので、
その口コミで見に行ったのです。

映画を見る前に、知人が見所を解説してくれたので、
何時もの映画とは見方が少しちがっていたのですが、
そのシーンだけでなく、純粋に映画として見所が
沢山ありました。

舞台は、ロサンゼルス(と思います)ですが、
あまりアメリカ娯楽映画の雰囲気を感じさせないところも、
良かった点と思います。
(唯一アメリカ臭い演出だったのは、最後のシーンでクレーン車が、
スパイダーマンの道を作るシーンでした。)


なお前作とは、
Wikiを初めとするネットの情報からストーリ等を
想像するしかないのですが、
旧作のスパイダーマンと同じような印象です。

劇中気になったのは、主な登場人物である、
スパイダーマン役の「アンドリュー・ガーフィールド」さんと
彼女役の「エマ・ストーン」さんの歳が、
高校生には見えなかった点です。
(実年齢はアンドリューさんが28歳、エマさん23歳)
大学生位の設定だったら、ちょうどよかったかも知れません。

また、スパイダーマンの糸がよく弾切れしないんだなぁ〜。
とか感心するのですが、こっちは余計な突っ込みです。

今回「アメイジングスパイダーマン」をみて
映画というのは、好き嫌いせずに、なんでも見て見ないと
分からないものだと改めて感じました。
最後のシーンを見る限り、続編がありそうですので、
またまた期待です。

面白い映画ですので、是非見てください。


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