「BRAVE HEARTS 海猿」はコテコテの邦画臭い邦画ですが満足です。

先ほど「BRAVE HEARTS 海猿」を見てきました。

月曜のレイトショーにもかかわらず、
結構お客さんが入っていました。
(さすが、某映画館ランキング1位のことはあります。)


さて、
私は「加藤あい」さんが大好きなので、
彼女が「伊藤英明」さんのようなイケメンと、
カップルになるドラマ(映画)など、
・・・見ていられる筈があるません。

そんな小さい理由で、
この有名なドラマ(というか映画)を
一度も見ることなく、食わず嫌いをしていました。
(もっと早くからみておけば良かった。と今日思いました。)

そんな私が、「BRAVE HEARTS 海猿」を見たのは、
映画の予告編で見た、ジャンボジェット機が墜落する
シーンや救助するシーンが素晴らしかったからです。

これは、面白そうだ! ・・と感じました。

そんな訳で、
伊藤英明」さんがカッコ良いのは、
目をつぶって(笑)見てきました。


海猿」のストーリーは映画の予告編やテレビなどで
垣間見た程度しか知りませんが、
それでも「伊藤英明」さんと「加藤あい」さんが結婚して
子供が出来たところまでは知っています。
(見たことが無い人が知っているなんて、ある意味凄い。)

今回の「海猿」は、シリーズ4作目にあたり、
1作目は2004年ですから、その後8年経った現在でも、
気が衰えないわけです。
すっかり、国民的ドラマ(映画)といえると思います。


ストーリーは、予告編で見た印象とほぼ同じで、
事故で東京湾に不時着したジャンボジェット機の乗客を、
伊藤英明さん演じる、海上保安庁救難隊が助け出す。
というものです。

途中「伊藤英明」さんの相棒である、
佐藤隆太」さんが、恋人である「仲里依紗」さんと
伏線があったりしますが、
基本は、伊藤英明さんが、困難な状況で救助活動を
行い、加藤あいさんが見守る。
そんな構図です。


映画の画質は、全体的にデジタルデジタルしており、
ややノイズがかっていた点が気になりました。

ハリウッドのアクション映画に比べると実写が多く、
しかも海上保安庁の船舶やヘリコプターなど
の実機がふんだんに登場し、
「これはすごい」と「少し演出しすぎでは?」の
気分が行ったり来たりする感もありました。

そのような多少の演出の”クサさ”を感じつつも
日本男子の琴線に触れる部分は大いにありました。

つまり「伊藤英明」さんじゃなくても、
カッコ良い訳です。
(来年も海上保安庁の募集は、大いに増えるのでは
無いかと思いました。)


そんなカッコ良いシーンの中で、
特に心に残るのは、テルマエ・ロマエの「阿部寛」さん
に続く、「伊藤英明」さん、「佐藤隆太」さんの
二人並んだ男のお尻を見てしまったことです。
(結構長い時間だった気がします。)

失礼、余談でした。

印象に残るのは、
事故ったジャンボジェット機のシーン、
ついに日本でも、「エアポート」シリーズ並の、
航空機パニック映画ができた。と思いました。

さらに、ジャンボジェットが二つに折れて沈んでいく
シーンをみて、
この絵はまるで、タイタニックの縮小版のようでした。

実際に航空機が海に不時着したさいにあのような壊れ方、
沈み方をするのか分かりませんが、
割と絵的にはリアリティーが感じられました。


人命救助に一途な「伊藤英明」さんと、
仕事にドライな成果を求める、副隊長演じる
伊原剛志」さんとやりあうシーンなどは、
踊る大捜査線で、「織田裕二」さんが「柳葉敏郎
さんとやりあうシーンに少し似ていました。


飛行機が不時着するという、大惨事にもかかわらず、
全員が助かるというハッピーエンドのストーリや、
「全員助けましょう!」みたいな、コテコテのセリフは、
もうすこし練ったほうがよいかな。と思いましたが、
全体的には、すこぶるおもしろい映画でした。

なお、エンディングロールに過去のシーンや
撮影風景が出ていました。

加藤あい」さんは、若い頃から常に可愛らしく、
伊藤英明」さんは、さらに男に磨きがかかっており、
「撮影風景」の楽しそうな様子は、ちょっとうらやましさを
感じました。


今年の夏に、幅広くお勧めできる映画と思いましたよ。


映画『BRAVE HEARTS 海猿』公式サイト


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   https://twitter.com/h6takahashi


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