本田直之著「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」から苦労を苦労と感じない行動法を学びました。

現在の私の目標は、

一日一冊本を読み、
ブログに感想を残すことです。

軽い気持ちの目標なので、
必ずしもやらねばならないもの
ではありませんが、

最近は何故か毎日続いています。
理由の一つは、

ブログを書かないと、気持ちが悪いから。

それに尽きるように思います。

歯磨きやお風呂と一緒で、
習慣と言うと大げさですが、
それに近い物があるように感じますね。


という訳で本日は、本田直之さん著の

「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」

をご紹介します。

つい最近も本田さんの

「面倒くさがりやのあなたかうまくいく55の法則」

をご紹介しました。
http://hatena.gwbg.ws/dhbg

↑こちらの本の印象が良かったので、
似たようなテーマで続編にあたる本書も
読んでみたいと思い購入しました。

殆ど同じ事が書いてあるに違いない。

・・などと思って読み始めたのですが、
その予想は良い意味で外れておりました。

その理由は本書のテーマでもある
「なまけもの」にあると思います。

「なまけもの(怠け者)」と「面倒くさがりや」
との違いは分かりにくいのですが、

本田さんは「なまけもの」を、

自分が怠けたいがために、工夫をする人。

と定義しています。

考えようによっては、
創意工夫により生産性を最大にする人です。

凄い人の定義のようですが、
しかし「なまけもの」が基本なので、
自発的に動くことはありません。

誰かに仕事をさせたり、

何らかの工夫や仕組みを構築することで、
自分が誰か(何か)に動かされることを考えます。

最も簡単な例は、
週末に誰かと逢うことを予約することです。

友達と会って遊んだり、
彼女とデートの約束をすれば、

どんな「なまけもの」でも家でダラダラ
することは出来ません。

似たような例として、
勉強や習い事をする際は、通信教育ではなく、
スクールやセミナーに通うことや、

上司に仕事の進捗や予定を報告することで、
自分を追い込みます。

また、ダイエットには知人を巻き込み、
いつまでに○キロ痩せなかったら罰金。
・・のようなゲームを企画します。

このように、
わりと簡単な話が57個続くのですが、
それでも普通の人が実践しているものは
少ないと思います。

個人的に面白かったのは、

・スタンダードな同じ服をそろえる。
 →結局好きな服しか着ない訳で、
  各種そろえるのは面倒で非効率。

・優先順位を気にせず、
 思いついた順で仕事をする。
 →本田さんの周りのデキる人は、
  殆どこのタイプとのことです。

・部屋の汚れをバロメーターにする。
 →大いに同感です。
  似たような物として、靴の汚れがありますね。

特に

・手帳には予定ではなく結果を書く。
・最初の10日間頑張る。

などは、
私のブログが比較的毎日続いている
理由そのものです。

本を読んだ結果を書き込むことにより、
実践した結果が一目で分かるようになります。
そして次(明日)も頑張ろうという力になります。


そして何かを続けようと思ったら、最初の10日
(人によっては、二週間とか25日とか言います。)
頑張ることで、どんどん楽になり、
効果も体験できるので続けやすい。とあります。

この点は、私も大いに同感です。

このように、
本書は私(=なまけもの)が気付かずに
行っていることも多々含まれております。

ですから、
多くの内容が他の「なまけもの」にとって
有効と感じました。

知識面で、心に残った事が一つありまして、

無能な働き者は不要である※とする、
ハンス・フォン・ゼークトの組織論です。
注)Wiki参照
ハンス・フォン・ゼークト - Wikipedia

※働き者ではあるが、無能であるために
 間違いに気づかず進んで実行していこうとし、
 さらなる間違いを引き起こすため。

これは、なかなか深いものを感じました。

本書は難しい内容本でもなく、
直ぐに読み切れることもあり、私は2回ほど読みました。

日本中の「なまけもの」にお勧めしたい
今日の一冊です。



 
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