西沢泰生 著「壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方」には覚えたい言葉が並びます。

子供の頃から色々な人の
伝記を読んできました。

特に心に残っているのが、
エジソンの話です。

学校を追い出されたエジソンは、
汽車の新聞配達をしていました。

そして、
汽車の中に実験室を作って、
時間があるときは実験をしたり、
車内新聞を発行したりしていたそうです。

エジソンの話はこちらも参考に・・。
【エジソンの生い立ちを追う】


エジソンに限らず、
偉人さんの話は面白いので、
大人になった今でも読んでいます。

子供の頃は、単に好奇心をそそる楽しい読み物のとして、
今は、なにかしら真似できることは無いだろうか。
という観点で読んでいます。

しかし、偉人さんの話は凄すぎて、
一般人の私が真似するには敷居が高いですね。汗)


・・という訳で、本日は西沢泰生さん著の

「壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方」

をご紹介します。

最近度々紹介する「壁」ネタですが、

偶然「壁を越えられないときに教えてくれる・・」という
もの凄く直球なタイトルを発見してしまい、
すぐに購入しました。

読んだ印象は、

壁を越えられないとき、
・・というよりも、

偉人さん(現在の芸人さんや著名人も多い)の、
素晴らしい言葉や行動を紹介した内容です。

著者の西沢泰生さんは、
テレビのクイズ番組で優勝するような、
いわるゆクイズ王と呼ばれるような方です。

そして本書の文体もクイズ形式になっています。

 △□のとき、
 ○×さんは、どのように言ったでしょう?

と書かれた、
次のページに答えが出ています。

どっちが元ネタなのか分かりませんが、
ネットや他の本で聴いたような話も半分ぐらい
載っている印象ですが、

偉人と呼ばれる著名人の言葉や行動ですし、
よくぞココまで素晴らしい内容を集めてきたな。
といった印象が強いです。

さすがクイズ王の書かれた本だと思います。


紹介したい内容が沢山ありますが、

お父様が病気の時に、
笑っていいともに出演し、
何時も通り笑いを取らなければならなかった、
久本雅美さんの話は、涙が出てきますし、

芸人さんであればのどから手が出るほど
欲しいであろうレギュラー番組よりも、
一つ一つの番組で「伝説」を作ろうとして
いる江頭2:50分さんの姿勢には、
感動を覚えます。


年末のスキー場で過ごすワイン好きの有名
デザイナーに、
スポンサー起業がロマネ・コンティという
高級ワインをプレゼントしたそうです。
しかし場が悪く、たいしたおつまみも無く、
どんちゃん騒ぎの中飲み干されてしまいました。

ワイン好きのデザイナーは、ワインをプレゼント
されたにもかかわらず不満です。

スポンサーは、
せめて高級ワインに合うチーズもセットで
送れば良かったのです。


ソムリエの田崎真也さんは、
万が一、
食事に誘った相手のお皿に髪の毛が入っていたら、
まず、自分が謝るそうです。

もちろん、
田崎さんはお店の人ではありませんし、
謝る義務はありませんが、
ホストとしての責任や気配りがあるのです。


赤塚不二夫さんが担当の編集者に、
大切な原稿を紛失させられ、笑いながら再度
原稿を書き直した話は、

確かタモリさんの番組だったと思いますが、
赤塚不二夫さんと編集者ご本人が登場し
エピソードを語っていたのを見たことがあります。
(編集者の方は結構出世していました。)

しかし、知らなかったのは、
無くしたと言われた後で、
少し時間があるから飲みに行こう。

赤塚不二夫さんが言ったことです。
天才バカボンのお父さんの生みの親は、
凄いひとだったんだなぁ〜。と改めて思います。


・・・etc.


本書のネタを少し紹介しましたが、

どの話も知識や雑学的な話として
覚えておくというよりも、

プロ根性とは何か、気配りとは何か、
本当の人格とは何か・・、

そうったことを考えさせれれ、
偉人達の言葉や行動が、
自然と自分の中から出るようになれば最高です。

とても読みやすく、楽しい本でもありますし、
娯楽系の本としても、自己啓発/成功本系の
本としても読める内容です。

お勧めの一冊ですね。



 
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