「プリンセス・プリンセス」のコンサートに行ってきました。(ドーム初日 12/23編)

どうにか手に入れたチケットは、
我が人生はじめてのアリーナ席でした。(ラッキー)

東京ドームは何度かコンサートに通っていますが、
ぼぼ毎回3階席です。
(極希に1階ということも1度位はありましたが、、、)

しかも、
(なぜか)左端に寄ることが殆どで、
音が反射しまくって、良く音楽が聞き取れない
事も多かったように記憶しています。

そしていつも上から見下ろしながら思うのは、
アリーナ席の人達は、本当に楽しそうなことで、
羨ましいなぁ〜。と思っていました。


今回(23日)の開演は夕方の17時です。
コンサートにしては少し早い気もします。

太陽が出ている季節ですと、
ドームの白い天井が明るく、
コンサート照明が映えないのですが、
今は冬なので大丈夫でしょう。

今回は早く行こう。

・・・と心に誓うも、
何時ものように30分前に水道橋駅に到着しました。汗)

初めて入るアリーナ席は、
どのように席が並んでいるのかよく分からず、
結局係の人に連れて行ってもらうという
情けない感じでした。

しかし、事前予想に反して席は良く、
センター近くの音響機材のスタッフの前です。

この手のコンサートとしては、
これ以上は望めない好位置だと思いました。

なんせアリーナ席と言っても、
両翼だとかなり遠いです。

会場のスクリーンには、
ファンの人達が撮影した16年前の写真と、
今の写真が流れています。

私も写真を見ながら時代の流れを感じます。

背景に流れるBGMは、
プリンセスプリンセスのミュージックビデオ
DVDの曲のように思いました。

ただ、写真に写る多くは、
この16年間で結婚しているようでしたが、
私はタダ歳を取っただけで、
代わり映えの無い点が少し悲しかったです。

そうこうしているうちに、

画面は、震災の後で、メンバー同士が
メールをやり取りする文字が映し出されます。

ちょっと5人で集まるにしても、
お互いに都合が悪かったりする様子が
映し出され、胸が熱くなります。

そして、
写真がプリンセスプリンセスに切り替わり、

いつしか、ステージ中央には
白い風船が現れその中からメンバーが登場し、

そして演奏が始まったのです。

1曲目は、「SEVEN YEARS AFTER」でした。


正直なところ、
再結成後の音を聴くのは初めてでしたので、
いったいどんな音が出るのだろう。

岸谷香(私的には奥井香)さんはちゃんと声が
出るのだろうか?
富田京子さんは、ちゃんとドラムが叩けるの
だろうか??

そういったところが、
本当に心配でした。

ベースの渡辺さんもギターも中山さんも
現役なので、その点は安心だったのですが、
正直下手くそでも良い。
と思っていました。


今回のドームのステージセットは、
左右の大きなスクリーンの他に、
ステージ上部にもスクリーンがありました。

ステージ左右は主にスポット撮影で、
上部スクリーンはいくつかに分割して
スポット+ドラムの富田さんとキーボードの今野さんを
映していることが多かったように思います。

↓参考URL 会場の写真ありです。
プリンセスプリンセス 東京ドームライブ! - 中年サラリーマン徒然草 - Yahoo!ブログ

ブログなので、
なんでも正直に書かねばならないのですが、
ステージを見た第一印象は、

おばちゃんバンドや。

・・・と、それ以外は表現のしようが無い感じでした。

ドラムを叩く富田さんがアップで映し出されている
のですが、表情が真剣そのものでした。
(なおNHK紅白では、富田さんはにこやかだった
 ので良かったと思いました。)

しかし、
音(や演奏)は圧倒的に当時を凌ぐように感じ、
さらに奥井さんのボーカルは、
当時よりも遙かに歌が上手いように思いました。

そのまま、
2曲目の「OH YEAH!」、「世界でいちばん熱い夏」、
「GO AWAY BOY」とノリノリの曲が続き、

5曲目の「ジュリアン」、「WONDER CASTLE」、
「KISS、STAY THERE」

そして、9曲目の「ROMANCIN’BLUE」
ときてここでステージ前半が終了です。


アリーナセンター近くにできた、
ミニステージでメンバーが輪になって
演奏をします。

ここでの演奏は、本当に近い気がしました。

初めてモニターではなく、生の姿を見ながら
演奏を聴くことができます。


↑一枚だけ写メです。失敬m(__)m

23日24日で日替わりで2曲の予定が、
結局三曲演奏してくれました。

10曲目の「SHE」、「パパ」、「友達のまま」

このステージでは、
奥井さんが、センターに背中を向けた配置となり
すこしやりにくいと言っていました。

「パパ」という曲では、
昔は自分が主役で歌を歌っていたが、
今は娘が父親に言う様子を想像しながら
歌っているという、
奥井さんのMCが心に残りました。

その後、再結成から仙台公演に至る写真を
見ながらメンバがしゃべるコーナーとなりました。

メンバーが集まり、
始めに、どこで練習しようか考え、
再結成がバレると行けないので、
都内のスタジオや、渡辺さんの学校ではダメ
ということになり、

結局奥井香さんの実家のスタジオで、
こっそり練習を開始したそうです。
(って奥井さんの実家ってたいそう
お金持ちなのね?って感じです。)

その後、メンバーの誕生日ケーキの写真や
野外イベントの話で盛り上がり、

福岡に行った際に、
富田さんがラーメンを2杯食べた話や、
札幌に行った時にみつけた、
キャバクラの看板(たしかプリンセス2)を囲んで
メンバーが撮影で写した写真で盛り上がっていました。

個人的には、
今野さんの誕生日ケーキでかたどられたシルエットをみて、
アメブロのコレです。
ブログをはじめます | 今野登茂子オフィシャルブログ「TOMOKO DIARY」Powered by Ameba

今野さんが益々、好きになりました。
(あま〜い。コーラスの声も健在でとてもステキでした。)

そんな余談はさておき、

再び中央ステージから、通常のステージに
場所が異動しまして、

13曲目の「M」を聴かせます。

奥井香さんのMCによると、
プリンセスプリンセスを解散してから、
いろんなところで、私たちの曲を聴いたけど、
この曲を聴くことが一番多かったそうです。

ただ残念なことに、
この曲では若干なにかのノイズを拾っていました。

続けて、14曲目の「One」を聴かせた後、
15曲目の「HIGHWAY STAR」で再び総立ちになり、

モンキーダンスもジャンプも出来るよね、
の奥井さんのMCで、

「GET CRAZY!」ではモンキーダンスを踊って、
「ROCK ME」や、予想外の、「BEE-BEEP」から
「へっちゃら」へと続きます。

そして、一番の盛り上がりが、
パイロットになりたくて」でした。

背景の電飾が”Hey”の文字が点滅していて、
それはそれは大盛り上がり大会でした。

この曲がこんなに盛り上がる曲だったなんて、
私は知りませんでした。

その後、21曲目は「GUITAR MAN」

そして最後の曲は「19 GROWING UP」でした。
この曲は演奏するたびに一番大切にしている曲
なんだそうです。

この曲1988年の曲です。
その気持ちは、私も分かりました。

19 GROWING UP〜♪。と歌いながら
タオルを投げるわけですが、
私はそのタオルを持っておらず、
ちょっと寂しい感じでした。

ここでいったんステージが終わり、
最初のアンコールです。

「パレードしようよ」につづけて、
”クリスマスプレゼント”という奥井さんのMCで
「DING DONG」でした。

「DING DONG」は特に、大好きな曲なのですが、
クリスマスに聞けるとは、本当に来て良かった
と感じました。

そしてここでステージが一度閉じます。
ここで終わるのはなんだかなぁ〜。
と思いながらも、時間が長く感じます。

再びメンバーが現れ、舞台に整列しました。
これで挨拶して終わったらなんだかな〜。

と思っていたところに、
リーダーの渡辺さんが長い挨拶をします。

まるでステージに立つ学校の先生の
挨拶(失礼。笑)のように堅く
緊張している様子でした。

ほんとうにご苦労様と思いました。

ややしんみりした後、
マイクが奥井さんに戻ると、
(あまり正確では無いのですが)

解散してから私たちは沢山のダイヤモンドを
見つけました。<中略>
将来辛いことがあったら、今日の応援を思い出して
頑張っていきます。

そんな奥井さんのMCで、気分を取り戻し、
最後の「ダイヤモンド※」が始まります。
※本当はアルファベッド「Diamonds」

奥井さんの喋りは素晴らしいと感心しました。

そしてみんなで

”ダイヤモンドだねぇ〜。ああ〜”
・・と歌うわけです。

ただ、これで最後かと思うと、
本当に感動しながら、プリンセスプリンセス
映像と音を焼き付けようと頑張って、
コンサートを見終えたのでした。



↑帰りがけに撮影


↑そのタオルを買ってきました。
 ちょっとシルエットがマンガチックすぎではないかと。。


(24日に続きます。)


以下参考URLです。当日のセットリストです。
プリンセスプリンセス 東京ドーム(12/23・24)セットリスト - NAVER まとめ