「プリンセス・プリンセス」のコンサートに行ってきました。(ドーム二日目 12/24編)

23日のコンサートが終わって、
ああ〜これでプリプリも最後か。

そう思うとやはり残念でなりません。

いつもなら絶対に買わないであろう、
ドーム限定のパンフレット(↓コレ)と、


↑パンフレットの表裏です。

そしていつもなら買わないであろう
タオルを買いました。(23日編を参照)


パンフレットを買った一番の理由は、
プリプリおばちゃんたちの顔を見てみたい。
・・という少々下品な理由もありましたし、


↑パンフレットの表裏です。

メンバーのメッセージや、
コンサートで使っている機材などを
みたいということもありました。


↑パンフレットの中を少々。


実は23日のコンサートの夜は、
知り合いの忘年会があり、
その後急行して宴会に出たわけですが、
どうにもコンサートの興奮が冷めません。

いつもなら、うちに帰った後も、
飲んだ後なら速攻で寝てしまうわけですが、
うかつにYoutube情熱大陸やら、
メッセの映像などを見てしまったので大変です。


↑たとえば、こんな映像ですが・・

しかし、
チケットが無いものは仕方なく、
ダフ屋から買う気にもなれず、
諦めて寝ることにしました。

しかし、
そんな日に限って、
珍しく朝の6時前に目が覚めました。
そんな事は通常あり得ません。

これは何かの前触れに違いないと、
早起きしてボケた頭でヤフオクを検索したところ、
あるではありませんか。チケットが。

当日渡しでOKという方が数名
出品していました。

ただ、
場所は何処でも良いと思いつつも、
昨日の場所があまりにも良すぎて、
逆に慎重になります。

しかも、
おそらく業者さんだろとうと思うのですが、
値段はかなり高等しているように感じます。

3時間ぐらい悶々として、
しかし今回は金の問題では無い。

・・と心に決め、
1枚のチケットを落札しました。

またしてもアリーナです。
ただし場所は解りません。

昨日アリーナから見た感じでは、
ステージ手前の電飾が見えず、
1F席が良いのではないかと思ったのですが、
アリーナが最高だと、心に決めます。

1時間ほどで出品者と連絡が付きました。
一緒にいこうとしていた友人の都合が
付かなかったということでした。

良い方に巡り会えました。
こんなにラッキーな日は年に何度も
無いと思います。

今日は開始時刻が15時と早いので
あまり時間もありません。
ボチボチ準備をして現地で落ち合う
ことにしました。

ただ、はたしてドーム前で知らぬ人通しが
本当に会えるのか疑問は多々ありましたが、
ダメで元々です。


↑ドームの看板です。

しかし、予想に反して簡単に会えました。

譲って頂いた方は、30代後半の男性で、
恐ろしく良い方で、高値に恐縮していましたが、
(他と比べると案外安かったので)私的には
満足でした。

ただ、チケットを譲ってくれる方が、
綺麗な女性だったらどうしようか。
・・・と多少へんな期待をした自分がアホでした。

そんなわけで、
今日はその方と二人並んでコンサートを
見ることに成りました。
一人で見るよりは楽しいと思います。


心配していた場所は、
昨日よりも更に前列で、
今度は右側の中央ステージ横でした。
向かって右側のスピーカーの度真ん前です。

どんな音なのか心配でしたが、
実際のコンサートでは違いは分かりませんでした。

そして、
昨日と同じように、
真ん中の風船からメンバーが登場して、
演奏が始まります。

まだ午後の3時なので
ドームの天井が明るい気がしますが、
そんなことはどうでも良い気分です。

初めてのアリーナ席で解ったのは、
案外お客さんが歌う声が響かないと言うことです。
ただ、観客席に比べノリノリ度合いは大きいです。

天井からもいろんな物が振ってくるのも
アリーナの醍醐味です。
昨日は紙吹雪(ハート型だった)が振って
来ましたが、今日はテープも振ってきました。



↑振ってきたテープです。プリプリの文字も。


コンサートも二日目になると、
段取りも覚え、同じコンサートなのに
時間が経つのが本当に早く感じられます。

相変わらず富田京子さんのアップでは
顔は真剣でしたが、

昨日と同様に、
演奏やボーカルは安定しており、
不安は感じられませんでした。

※昔の映像(春の映像も?)を見ると、
 ダイヤモンドなど、
 音が走っている感じがするのですが、
 今回のコンサートではビートが
 安定しているように思いました。


今日の席はステージ右側なので、
個人的に気になる、
今野さんのキーボードの様子が良く見えます。
(私もキーボードを少々たしなむ物で・・)

昨日、気になっていたのはシーケンシャルと
オーバーハイムと思われる、むかーしの
キーボードが今野さんの左手側にあることでした。

どんな音に使うのか注目していたのですが、
今野さんばかりを見るわけにも行かず、
結局なんの音を出しているのか解りませんでした。汗)

ちなみに、今野さんは昔もエンソニックという
ややマニアックな機材を使っていたりして、
当時からたいへん気になっていました。

機材と言えば、
富田さんのドラムセットは、シンバルの組み方が当時と
同じようでした。中盤のMCで奥井さんが、
富田さんからドラムをもらったことを会話していました。
当日も奥井さんは、なぜかドラムの練習をしていたそうです。

中山さんは相変わらず、ギブソンのSGというタイプの
ギターを愛用しているようでした。

なぜ、中山さんのような可愛い方がギブソンのSGなのか
昔から不思議でしたが、趣味は変わっていないようです。

中山さんと言えば、
ややきついメイクをされていますが、
子供が怖がるので、二日目は薄くしたと言ってました。

特に違和感は無かったのですが、きになり、
後で当時の写真を直ぐに確認したら、
今回の目の周りのシャドウは、若い頃の映像には
ありませんでした。

奥井さんは、昔はビルローレンスという
真っ赤な奥井香モデルというのがあったのですが、
今回は使っていなくて残念でした。

青いPRS形状のギターと赤いギブソンレスポール
使っていたのですが、赤いギブソンの色は私も
個人的に気になっていたのでいいなぁ〜。
と思いました。

なお、奥井さんはきっちりソロもこなし、
二日目の会場右手からは、奥井さんが
ステージでフットペダルを操作している様子も
確認できました。

奥井さんは殆ど歳を感じませんでしたが、
(今日もブログなので正直に書くと、)
その昔、どこまで大きくなるのだろう。
と心配したことがあるので、良かったと思います。

なにより、歌が(当時よりも)上手い感じですし、
多彩で本当に素晴らしい方だと思いますが、
名前を岸谷に変更したことだけが、
個人的に納得いきません。
(結婚したときは、本当にショックでしたが。笑)

そしてベースの渡辺さんが一番違和感が
無かったのですが、昔の写真を改めてみると
やはり若かったんだ。と思います。

やはり現役プレーヤーの強みというか、
独特の身体の動かし方まで当時と全く同じ感じなのが、
また良かったです。

プリンセスプリンセスの曲は、
ベースも非常に良いメロディーを刻むのですが、
渡辺さんの上手さが効いているのだと思いました。
(って音楽学校のベースの先生に失礼ですが。。)

また今にして思えば、このベースの安定感が
プリンセスプリンセスの音楽に重要だと思います。

奥井香さんと共に、
ドームのステージの端からは端まで走り、
途中のMCでは四捨五入すると50歳だからねぇ〜。
といわれ、みんなじゃん。と切り返しました。

最後に来ていたリーダーの、
暴走族バリの衣装も良かったですし、
やっぱり芸能人なんだなぁ〜。と思いました。


そんなわけで、
バンドのメンバーの名前と顔が一致して、
あれこれ語れるのは、
ビートルズを除けば極数少ない訳です。

それぐらい好きなバンドでして、
大概こういったバンドの場合、
誰が一番とか思ったりするのですが、
そういったことも特になく、
(これは男としては大変珍しい)、
それが私にとってのプリンセスプリンセスです。


私にとって、
プリンセスプリンセスのライブを見るのは
初めての筈なのですが、、、

しかし、彼女たちの動きリズムの取り方は
初めてとは思えないほど良く覚えています。

渡辺さんのノリの身体の動かし方や、
今野さんの微妙にずれているのではないかと
感じる動き。

それにフロントの3人がギターを合わせるところ。

今時の世の中では、こんな女の子バンドも
二度と出てこないのだと思います。


再び、舞台はセンターステージになり、
MCをしながら曲を聴かせます。

今日は昨日とは違って、奥井さんが正面を向き、
今野さんが背中を向く配置になっていました。

富田さんが、ステージ左から右へ移動して、
私のいる右側から背中になりました。

富田さんのドラムの足の動きがよく見えます。

余談ですが、2日目のステージでは、
富田さんが割とよくしゃべっていて、

誰かのブログに、
髪型が貞子と書かれていたので止めたとか、
「だからハニー」を演奏したいといってけど、
中山さんと奥井さんが、一生練習してもできない。
といって止めた。
・・みたいな話をしていました。

MCでは奥井さんが、
ビジュアルが落ちていることを気にしているようでしたし、
昔良くデブとか言われた話をしたり、
沢山練習をしたんだよ。と言ってました。

思えば、
普通の主婦がある日、
いきなりプリンセスプリンセスになるわけで、
(某番組によると、富田さんがドラムを
叩くのは10年ぶりとかいうし、)
それはそれは大変な事だと思います。

特に今野さんは、
昔難聴になって今も片耳しか聞こえないそうですが、
ストレスで耳が聞こえなくなるのでは無いかなど、
最後まで、再結成に悩んでいたようです。

24日のステージが始まる前に、
今野さんが富田さんに、
「考えなおしてって言ってくれてありがとう」

と言い、
奥井さん以外のメンバーが聞いて涙したそうです。

聞こえなかった奥井さん
以外は涙したそうです。

ステージでその話を聴いた奥井さんは、
今野さんは、演奏しなくても立っているだけで
いいから、参加してと説得したことを話をしていました。

最後までOKを出してくれず、
この最後のステージ上で初めて今野さんがOKを出した
様子に全員感動しました。

他にも様々な事情を抱えながら、
再結成に至る、彼女たちが言うには、

この再結成のために、
あの頃のプリンセス・プリンセスがあったんだ。
と表現していましたが、本当に感動しました。

再びステージがメインステージに戻り、
「M」を演奏します。
今日はノイズが無く「M」を堪能しました。

そして演奏曲も次第に少なくなり、
パイロットになりたくて」のメンバー紹介では、
2日目も富田さんがドラムのスティックを会場に投げ、
(これは遠く届かないのですが、)
続けて、ボール銃のようなものを会場に飛ばしました。

昨日は会場左手に飛んだのですが、
今日は私の真上(本当に直ぐ側)に飛んできました。
微妙なイチだったのですが、これがアリーナか。
と堪能します。

今日も19 GROWING UP〜♪。と歌いながら
今日もタオルを投げることはできませんでした。
来ないはずだったので・・・(凹)

そしてアンコールです。

今日は12月24日です。
良くこんな日のドームが確保できたなぁ〜。と思いつつ、
本当のクリスマスの日に、
クリスマスプレゼン〜ト。という奥井さんのMCで
今日も私の大好きな「DING DONG」を聴きます。

本当は別れの曲ですが、今日は幸せな気分です。
クリスマスに予定があるなんで、
何年ぶりか知れません。汗)

そして、
今日は続けて渡辺さんの挨拶がありました。
昨日と違ってメンバーの皆さんは泣いているようでした。

会場は、昨日の何倍もしんみりした気分になりましたが、
今日も奥井香さんはプロでした。

昨日と同じように、
これからも会場の応援を思い出して頑張っていきます。
と無事にMCで仕切り直し、

みんなで”ダイヤモンドだねぇ〜。ああ〜”
・・と歌って占めました。


その後、
メンバーが3方向にカーテンコールをして
コンサートは終わりました。


Facebookの画面コピーです。


最後にまとめを書きます。