松永修岳著「運に好かれる人、見放される人―運がいい人になれる5つのステップ」この本はお勧めです。

本日は、松永修岳さん著

「運に好かれる人、見放される人―運がいい人になれる5つのステップ」

をご紹介します。

松永修岳さんの著書「運の管理学」は、
先日こちらでも、ご紹介しました。(2012/12/11号です。)
http://d.hatena.ne.jp/h6takahashi/20121211/1355250369

「運の管理学」は、
ある有名メルマガで紹介されたものですが、
既に廃盤となっており、入手には少し時間を要しました。

基本的には、どちらの本も同じ運の話※で、
同じ著者ということもあり、内容は重複感がありました。
※ラックマネジメントという運を引き寄せる方法です。

私は同じ内容であることは、
十分理解して購入していますが、

誰かに勧めるとすれば、
本日紹介する、運に好かれる人、見放される人」が
適しているように感じます。

理由としては、
運を良くするための具体的な話が、
タイトルにある5つのテップにカテゴライズされ、
前作をブラッシュアップした感があるからです。


本書で最初に示される話題は、著者の松永修岳さんが、
真言密教天台密教の生死を分ける厳しい修行を終え、

そして、生をや運命というものを見いだしたことです。

机上の学問や知識だけでなく、
常識を越えた修行により、運に付いて考えた人物の
言葉と言うことが伝わって来ます。

その上で、
運は次の5種類があることを示しています。

 1.招運
 2.育運
 3.開運
 4.幸運
 5.強運

単純に表現しますと、

 1.玄関を綺麗にして、運を招き入れる。
 2.部屋を快適にして、運の居心地を良くする。
 3.正しい行動をすることで、運を生かす。
 4.大切な人と運を分かち合う。
 5.引きが強い人に成る。

つまり、
運を強くする第一ステップとしては、
幸運になる準備と正しい行動が必要ということです。

ここで感心するのは、
運が強くなった後に、大切な人と運を分かち合うことで、

これを”幸運”と呼ぶと云うことです。

さらに運を分かち合うことが出来なければ、
”強運”は訪れません。

恋愛や家族が大切なのは、
運を大切な人と運を分かち合うことができるからです。

ですから、

孤独な人は幸運にはならない。

という月並みな言葉は、
運の観点からも至極当たり前の結論なのです。


本書の主な内容は、
他の風水関連や自己啓発本/成功本などと
似たようなことが書かれているのです。

ここでは特に、
常識とはちょっと違うのではないか?
・・と思う点をご紹介します。
例えば「運に好かれる人」ということで、

 ・欲望を否定しない人
 ・快楽や欲の強い人
 ・仕事をは常に「短期決戦」で望める人

などがあります。

最近「HAPPIER−幸福も成功も手にするシークレット・メソッド」
という本をご紹介しましたが、
そこでも、幸せに成る為には、自分の気持ち(欲望などでも)を
認め、受け入れる。
とありまして、同じ話なのかもしれません。

他にも、本書で印象に残った点を簡単に紹介しますと、

□招運
・仕事や会社用とプライベートで名刺を
 使い分けるのが良いそうです。
・悩み事を抱えた人は、自宅や会社ではなく、
 喫茶店や公の場所で話を聴くと良いそうです。

2.育運
・暖かい食べ物で「胃」を暖めるということで、
 やる気と食欲(体調)はリンクするという話です。
 中国人は脂っこい物を食べる、胃の強さを持って
 いて、それが仕事の発展に繋がっているという
 見方も書かれていました。
 
3.開運
・仕事の椅子を少し高くすることで、目線が上がり
 仕事に効果があるそうです。
・商談には見栄えの良い部下を連れて行くと、
 その見栄えの運が自分に移り、仕事運が上がる
 とのことです。

4.幸運
・思いがけない「サプライズ」が幸運を招くので、
 どんどん外へ出て行くのがよいそうです。

5.強運
・なんといっても一流の人・強運の人の「真似」を
 することです。
・30日間朝日と共に目覚めることで、いきなり
 強運を得ることができます。


この本に書かれることは、
学校では教えてくれないけど、
幸せな人生や、成功を掴むための、
基本の”キ”のような話と感じます。

非科学的な内容が多いので学校教育のなかで
教わることは出来ないのでしょうが、、

本書を1冊購入し、
1年に一回ぐらい読み直すだけで、
人生が大きく変わるのではないかと感じます。

松永修岳さんの運関連の本では、
本書は特にお薦めの一冊です。



 
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