能町光香著「誰からも「気がきく」と言われる45の習慣」を読みました。

本日は能町光香さん著

誰からも「気がきく」と言われる45の習慣」

をご紹介します。

著者の能町光香さんは、
外資系企業の経営層の秘書
(エグゼクティブアシスタント)として活躍し、
日本でも取得者が少ない上級米国秘書検定(CAP)
を取得をする・・・
といった経歴が紹介されております。

本書を読みながら想像するに、
文体(とても読みやすい、素敵な日本語です)
からして「おばちゃん」では無い気がします。

どんな方か気になって仕方在りません。
そこで普段は著者のホームページを
見ることはあまり無いのですが見てしまいました。

↓こちらです。
能町光香公式ホームページ

さて、
私が本書を購入したのは、
「全く気の利かない男」を自認しているからです。

およそ気が利くという事に関して、
女性は男性の遙か上のレベルにありますが、

男でも、気の利く奴はいます。

私がボケ−っとしている間に、
いろんなことをしています。

そういった周りの「気の利く」様子を見るに付け、
自分の「気の利かない」具合が情けなく、
凹んだりする訳です。


本書を読んで気付いたのですが、
そうした「気の利く」ということの多くは
「コミュニケーション」ということだと思います。

つまり、気が利くということは、
「コミュニケーション」能力が高いと云う
ことなのですが、

自分に照らし合わせて考えると、
納得せざるを得ません。(涙)


本書では、タイトル通り「気がきく」という
ことに対して45項目のヒントを挙げています。

個人的に印象深かった点を幾つか挙げてみます。

☆4.言葉よりも行動で
 相手が大変そうなときに「大変だね」と、
 言葉だけで終わらず、ちょと手伝うとか
 飴をあげる。
 ・・・言葉に少しでも行動が伴うと良いとあります。
 私など、思っていても言葉も出てきませんので、
 少しの行動を加えるというのは、
 大いなる学びでした。

☆5.感情に寄り添う
 女性はちょっと髪型が変わったり、洋服が
 素敵だったりすると直ぐに声を掛け合います。
 コレがなかなか出来ないのですが、
 こうした行為は、相手を普段どれだけ気にして
 いるのかを表す物です。
 「愛の反対は無関心」というように、
 相手を喜ばすには、どれだけ相手に感心があるか。
 ココが大切です。なるほど。

☆11.言い訳・責任転嫁しない
 「言い訳は100回のごめんなさいをなかったことにする」 
 とありますが、言い訳は「自分を守るため」でないか
 客観的に考えてみることです。
 なんとも、大人な思考だと感心です。

<中略>

☆37.注意しない、否定しない
 相手を否定しない。というのは良くありますが、
 注意しないというレベルは凄いと思います。
 本書には、
 「人はコントロール出来る物では無い」
 「自発的に気づきを得てもらうしかありません」
 とあります。
 その時の言い回しとして、「私が考えるには・・」
 といった言い方をするそうです。
 頭では理解していても、実際は難しいものです。


という訳で、
ちょっと内容を紹介するつもりが
沢山出てしまいました。

女性の方なら、”普通”と思うことも多そうな
印象でしたが、

私みたいな「気が利かない男性」にとっては、
気づきの多い一冊だと思いました。

先にも書きましたが、
文章がとても素敵な良本と感じました。



 
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