「レ・ミゼラブル」を2回見て、1回目と同じように、主人公が亡くなるシーンで涙が止まりませんでした。

先週の土曜日の夕方、
少し時間があったものですから、
たまには違う映画館(渋谷)で映画を見ようと、
チケット販売機の前に立ち、

レ・ミゼラブル」を選択、

座席を選ぶ画面に進んで、びっくりしました。

最前列以外、
全部埋まっています。
券売機で、この満席具合は初めて見ました。

コレが東京(というか渋谷)なんだなぁ〜。
・・と、田舎もの丸出しで、
そそくさと帰ってきました。

ところで、
映画「レ・ミゼラブル」は、
今でも映画館で予告編を流しているのですが、
なんと300万人もの人がこの映画を見たそうです。

私は1月23日に映画を見て短い記事を書きまして、
詳細はのちほど。

・・といいつつ書いていなかった物ですから、
もう一度映画をみて、ちゃんと書こうと思ったのです。

前回のブログでは、
画面が汚いとか、ミュージカル形式は苦手とか、
やや酷い言葉を並べていますが、

本当は、超感動してしまいまして、
すぐに映画のサントラのCDを買い、
毎日のように聞いておりました。

※ちなみに、私は子供の頃のコゼットの写真の輸入盤を買いました。
 輸入盤のためか、iTuneに入れたらバラバラになりました。。
 でも曲数が同じで日本版より安いです。

そんな訳で、
今日もいつもの映画館で
2回目の「レ・ミゼラブル」を見てきました。

最初に見たときは、
どんなストーリーなのか、
セルフを含め食い入るように見たのですが、

2回目の今回はストーリーも覚えているので、
セリフはあまり見ずに、
画面と音楽を楽しみながら見ました。

この曲はCDに無かったな、
などと思いながら映画を見ます。

CDには20曲も入っているとはいえ、
時間的には映画の半分も無いわけです。


映画を最初見たときは、
アン・ハサウェイさんが歌う「I Dreamed a Dream」に
感動しましたが、

何度かCDを聞いてみると、
サマンサ・バークスさんが歌う「On My Own」が良いと
感じます。
なおサマンサ・バークスさんは実際のミュージカルにも
出演したことがあるそうです。

※歌詞を紹介しているページをリンクさせて頂きます。

On My Own 日本語 歌詞 和訳 | ティモシーDiary


歌と云えば、
主人公の敵役であるラッセル・クロウさんの
低音も魅力的でした。

ただ、何故かビルの屋上とか橋の欄干の上とか
高いところで歌っているのか不思議です。


ところで、
レ・ミゼラブル」は歌と演技の一発撮り
(普通はアニメのように、後から歌を録音する)
ということで、話題に成りましたが、
そのためか、CDも良く聴くと、ノイズが乗っております。


実はこの映画を見る前は、
予告編や話題的に、アン・ハサウェイさんが映画中に
一発取りで髪を切ったとか、生歌とか話題に成りましたので、
アン・ハサウェイ(美人)を見るのが目的のひとつでした。

映画を見た印象は、アン・ハサウェイさんの登場シーンは
予想外に短く、前半あっけなく死んでしまいます。

あれ!残念。という感じです。

映画では、
職場(おそらく縫製工場)を首になり、
売春婦に身を落とします。

髪を売り、歯を売り、
そして、男に身を任せる訳です。

髪を売るのは理解できますが、
この時代、歯を抜いて売るような時代だったかと
思うと、少し恐ろしいのです。

「I Dreamed a Dream」を歌うアン・ハサウェイ
は劇中で抜かれた左下の歯がありませんでした。

まさか本当に抜いていないと思い、
ネットで調べたところ、
歯を赤く着色したようでした。

参照URL
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すごいですね!


また、男に身を任せるシーンでは、
胸をはだけるのかと、淡い期待をしたのですが、
残念ながら、胸出しはありませんでした。

過去の出演作(裸の天使)では
胸を出しているようですが・・。

それはさておき、
売春街の女性のメイクがきつかったり、
貧困街の人々の病的なメイクがきつかったり、
歯を抜くシーン、革命で亡くなった人の
血を掃除する場面など、

日本的感覚では、少々きついかなぁ〜。
というシーンが幾つかありました。
前回汚い・・と書いたのはこれらのシーンです。


いろいろ書いていますが、
レ・ミゼラブル」はなんだかんだいっても、
主役のジャン・バルジャンを演じた
ヒュー・ジャックマンさんが見所です。

パンを盗み、囚人となり19年を過ごし、
牢から出た後も、前科のため仕事につけず、
教会の優しい司教さんに助けられるも、
銀の食器を盗み出す始末です。

そんな人が、
8年後に大きな工場を経営し、
市長と呼ばれる人物になります。

この展開は、もの凄く不自然なのですが、
ただ、映画を見るに辺り、
この不自然さ気にしないほうが良さそうです。

アン・ハサウェイさん演じる、
ファンティーヌが自分のせいで売春婦に
身を落とし、病気で弱り亡くなり、

子供であるコゼットを、
育ての親からお金と引き替えに引き取ります。

そして、
自分の命の限り育てていこうと誓います。
そのシーンで歌うのが「Suddenly」という歌です。

突然、ひとりぼっちの男に、君(コゼット)が現れ、
愛情のある生活に世界が輝いて見える。

そんな歌詞です。

ヒュージャックマンさんは、
撮影時点では43歳と私と同じ歳ですが、

今時43歳の独身のおじさんが、
女の子をお金で引き取った(買った?)ら、
そりゃ犯罪ではないか?

などと冷静な事を考えつつも、

でも、ひとりぼっちの男に、
例え血が繋がらなくても、
家族(子供)が出来たら、
それは男の子でも女の子でも可愛いし、
世界が変わって見える。

その気持・・・とても分かります。

ココでも、すこし涙が出ます。


最初にも書きましたが、
子供役の時のコゼット演じるイザベル・アレンちゃんが
また可愛く、在りし日の安達祐実さんを彷彿させます。

子供役といえば、もうひとり、
男の子役(ガブローシュ:ダニエル・ハトルストーンさん)
少年の演技も最高に上手かったですね。


ストーリでは、
常に敵であるラッセル・クロウ演じる、
警察官のジャベールに追われつつ、

娘は革命の学生に一目惚れします。

娘が(恋する男性に)取られる、
こんな日が来るのかと、
ヒュー・ジャックマンが親父の気持を歌います。

最後に主人公が亡くなるシーンでは、
アン・ハサウェイの幻想が見え、
私は映画「ゴースト」を思いだしつつも、

娘が、「パパ・パパ・・・」と歌うシーンでは、
何故か、1回目も2回目も涙が止まりません。

涙腺が壊れたのか。・・と思う位です。
やはり素晴らしい音楽のせいだと思います。


書きたいことは沢山ありますが、
コレぐらいにしておきます。


これまで映画館で2回見たのは
タイタニック」だけです。

個人的映画ランキングでは「レ・ミゼラブル」は、
タイタニック」に続く第二位になりそうな
映画だと思いました。

この映画は本当に感動します。


http://www.lesmiserables-movie.jp/


 
★★★ ツィッターやってます! ★★★

 https://twitter.com/h6takahashi



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