アン・ハサウェイ主演「ブルックリンの恋人たち」は、ニューヨークの町並みと音楽に見所がある映画です。

重い映画が続いておりましたので、
たまには軽〜いラブストーリが観たいと思っていました。
そんなとき、ちょうど好きなアン・ハサウェイ主演の
映画が上映しています。
アン・ハサウェイさんは、いくつになったのかと
思ったのですが、
まだ32歳なんだそうです。
そろそろ30代も後半かと思いつつ映画をみたのですが、
お若いですね。!

・・という訳で本日は、アン・ハサウェイさん主演映画

 「ブルックリンの恋人たち」

をご紹介します。

ところで、
ブルックリンって何処?
と思うのですが、ニューヨーク市にブルックリン区と
いう地名になるようです。
つまりニューヨークなのですが、そのニューヨークでも
(というかアメリカでも)かなり歴史が古い地区のようです。

それではいつものように、
ストーリーを簡単にご紹介します。

ロッコに住み、遊牧民の文化を研究し博士号取得を
目指していた、アン・ハサウェイさん演じる主人公は、
ある日、

弟が交通事故にあった、直ぐに戻ってきて欲しい。

という母親からの電話をうけ、ニューヨークに戻ります。
弟は事故により脳に障害が残り意識不明の重体です。

弟はミュージシャンを目指しているのですが、
そのために大学を止めるという話しがあって、
姉であるアン・ハサウェイさんと喧嘩したままです。

しかし、このように弟が意識不明の状態になると、
喧嘩したままの状況でいたことが心に残ります。

看病のため実家暮らしが始まるのですが、
自分の部屋は物置となっていて、
弟の部屋に寝泊まりすることになります。

弟の部屋は大好きなミュージシャンである、
ジョニー・フリンさん演じるジェイムズ・フォレスターという、
(恐らく)カントリミュージックのミュージシャンの
ポスターが沢山張って居ました。

他にも音楽関係の資料が沢山あります。
そして偶然弟のギターケースからCDが出てきました。
CDを聞いてみると姉に向けたメッセージと、
彼が作った歌が出てきます。

そのCDを聞き、弟が購入していた、
ジェイムズ・フォレスターのチケット見つけ、
彼女はライブに足を運びます。

そして、ジェイムズ・フォレスターに合い、
弟が作ったCDを聞いて欲しいと手渡すのでした。

そしてここからが微妙にあり得ないのですが、
後日彼がギターをもって弟の病室に現れるのです。

そして歌を歌って帰って行くのですが、
帰り際に、アナ・ハサウェイさんが彼を誘い、
そして二人はデートをする訳です。

映画を観ていると、
アナ・ハサウェイさんが、弟の作ったCDを
ジョニー・フリン(ジェイムズ・フォレスター)さんに渡す段階で、
既にジョニー・フリンさんが惚れている演技をしているのですが、
それはアナ・ハサウェイさんがあまりにも美人すぎるほか
ありません。(と思いました。)

結局二人は恋に落ち、結ばれます。

しかし、映画の最後では弟の病気の回復を観た、
ジョニー・フリンさんが密かに彼女から別れ、
彼女もまたそれを理解し、短い恋は終わる。
そんなストーリーでした。


ところで、最近、私は恋愛映画や恋愛ドラマは見ない。
という話しを聞きました。
その人が言うには、結局恋愛はどこまでいっても
ゴールは無いというか、結果が出ないのでつまらない
という理由です。
恋愛映画やドラマは大概、
結婚したり、別れたりして終わるのですが。

結婚は始まりであるし、
特に、別れて終わると、
今まで観たのはなんなんだろう。
・・とその人は思うそうです。

今回の映画をみて、
なんとなく私も同じ気分になってしまいました。

このストーリーは、ミュージシャンがライブツアーで
ニューヨークに滞在する数日〜2週間程度のドラマです。
ミュージシャンなど、あちらこちらに現地妻がいそうです。
女性の側からしても、インディーズではありますが、
人気のあるミュージシャンと恋愛出来るわけです。

そんな不純な目でみては行けないのでしょうか。

最後は晴れ晴れとした別れと演出されているのですが、
悪く言えば、アイドル恋愛映画的な印象も無きにしもあらず
といった感じもします。


そんな「ブルックリンの恋人たち」ですが、
見所も沢山有りますが、
やはり、一番は音楽ではないかと思います。

弟のノートに書かれた好きなミュージシャンのライブに、
二人で通うのですが、様々なミュージシャンが出てきます。
私もニューヨークに行って、
生のあのようなライブハウスで音楽を聴いてみたいと思いました。
なんか、本物の感じがしますし、カッコ良い訳です。

またジョニー・フリンの歌と演奏の様子も見応えがあります。
ギター一本で演奏するのですが、そのギターが観たことの
無い形のギターでして、調べてみると、リゾネーター・ギターという
(作成メーカであるドブロ・ギターと云われる事もあるそうです。)
のギターで、エレキギターが無い次代に、アコーステックギター
の真ん中に金属の共鳴板を付けたのだそうです。
ギター歴30年の私も初めて知りました。(汗)

ちなみに、演奏中にバイオリンのソロになるのですが、
ギターのフレーズをサンプリング(要するに録音)で流し、
一人で機械を操作しながら演奏していました。

この方はただ者では無いな。
と思ったらやはりプロのミュージシャンでした。
ちなみに、歳はアナ・ハサウェイよりも一つ下です。
(日本的には学年は同じです。)

なおこの人の設定は、僕は古い人間だ。
といって、今時ディスクマンSONYのCDウォークマン)を
聞いています。
また弟の部屋にあったラジカセもSONY製だったので、
SONYがスポンサーに入っていると思いました。
ここも個人的に見所です。(笑)


映画は、アナ・ハサウェイの有名作「プラダを来た悪魔」
のスタッフが作って居るそうです。
ニューヨークのブルックリンを舞台にした映画で、
なんとなく洗練された感じはあります。


という訳で、
アナ・ハサウェイの美貌と、
音楽とニューヨークの雰囲気を楽しむには
ちょうど良い作品だったのではないかと思った
今日の一本です。


映画『ブルックリンの恋人たち』公式サイト


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