中谷彰宏著「お金持ちは、払う時に「ありがとう」と言う。」を読みました。
本日は中谷彰宏さん著
「お金持ちは、払う時に「ありがとう」と言う。」
をご紹介します。
お金に関する本を年柄年中ご紹介していますが、
本書は比較的、軽い内容です。
中谷彰宏さんの本を読むと、
一見なんじゃこりゃ。
というものがあります。
その時はインチキ臭いと思ったりする訳ですが、
いろんな本を読んで、
似たような内容が書かれていることに気付くと、
そうゆうことか。・・と、
その次に中谷彰宏さんの本を読んだとき納得します。
ですから、
内容や文章は簡単ですが、
本を読んで納得感が得られるまでには、
一定レベルの勉強が必要で、
中谷彰宏さんの本に限らず、
簡単な本ほど読み手の力が問われるように感じます。
私も本書を読んで、
100%納得感が有る訳ではありませんが、
考え方を間違えているのは私のほうと信じて読んでいます。
以下印象深かった内容を少しピックアップします。
☆お金の目的は、生き残るため、大切な人を守るため
儲けようとすると際限が無くなり、
いつかボコボコに負ける。
☆お金が無いといわない
「いい人がいない」
という人に彼氏彼女ができないのと同じ。
心の余裕がないと、お金も恋人も得られない。
☆浪費でもケチでもなく、把握する。
どれだけ使ったのか、なぜお金が無いのか。
状況を把握できないことが、もっとも不安である。
※女性が男を見るときに重視するポイント。
☆濡れ手に粟、一攫千金が金運を逃す。
お金はコツコツと増やしていくもの。
一気に儲けるは一番下手なやり方と心がける。
また、ノーリスクハイリターンはないことを
覚えておくことも大事。
☆お金の相談相手を捜しておく。
離婚など様々も、結局最後はお金となるので、
相談相手が一人でもいると苦労しない。
☆お金の感覚は大きい金額は雑になる。
スーパーの食材は円単位でこだわるのに、
家や車など大きな買い物の時には、
派手にお金を使う。
「プロスペクト理論」でもあるが、
5万円なくすのは惜しいが、借金が
+5万年増えるのは気にならない。
儲けも借金も1円は1円なのだ。
☆お金より大切だと思うもののためにお金がいる。
究極の話をすれば、お金よりも大事な
命(医療)のためにもお金が必要という
点がお金の持つジレンマであるが、
そのために、コストカットしたりお金の勉強を
したりする必要がある。
☆「お金は大好き」と言ってみる。
特に関東の人は言えないのですが、
好きな人のところに物が集まってくるのは、
お金に限らず真理です。
人間でも「自分が嫌い」という人の所に
集まる人はいません。
☆期間限定に惑わされない。
お金持ちはいつでも買えると思っているので、
あせって物を買ったりしません。
ブランド品が欲しいのは、お金が無いときで
お金が無い人に限って部屋の中が物だらけです。
・・・etc.
一番最後の部屋が物だらけの話など、
個人的に特に耳が痛いです。
最後に本書にあるお金持ちと
お金で苦労する人の違いをご紹介します。
1.物の考え方
お金で苦労する人は、
お金で苦労する考え方をしている。
2,行動
お金で苦労する人は、
お金で苦労する行動をしている。
3.おつきあい
お金で苦労する人は、
お金で苦労する人と付き合っている。
4.感覚
お金で苦労する人は、
お金で苦労するのが普通と思っている。
5.将来
お金で苦労する人は、
お金で苦労する将来しか想像できない。
どうでしょう?
本書では現在の給料の多い少ないは書かれていません。
そこがポイントなのだと思います。
個人的には、
繰り返し読んで、暗記したい位の今日の一冊でした。
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