「草原の椅子」を見ました。パキスタンの景色と吉瀬美智子さんの和服姿がとても美しい映画です。

先ほど佐藤浩市さん主演映画

「草原の椅子」

を見てきましたのでコメントします。
・・とは書いてみたものの、
今日の映画はコメントが難しいです。

このような時は、
映画のストーリーを紹介してみます。汗)


カメラメーカの営業※をしている佐藤浩市さんは、

※確か副局長といっていたような・・
 仕事について、映画中では詳しくは説明されません。

仕事で付き合いのある量販店の社長から、
年が同じと云うこともあり、
いい年をして”親友”になろうと迫られ、
友達付き合いを始めます。

そんな佐藤浩市さんの娘は、
アルバイト先の社員の子供の面倒をみていたのですが、
ある日子供を暫く預かりたいと、子供の父親と共に、
子供を連れて、押しかけてきます。

4歳になるその子供は、
小池栄子さん演じる母親から虐待をうけ、
同年代の子供に比べ、
殆ど話すことができないのです。

そして子供の面倒を見ているうちに、
(情が移り)施設に子供を預けることができなくなり、
娘は大学を止めて子供を育てると言い出し、
佐藤浩市さんは、オレが会社を辞めて子供を育てる
と言い出します。

と話しはそれだけではなく、、

そんな困った状況にもかかわらず、
佐藤浩市さんは、
通りすがりのタクシーの中から、
吉瀬美智子さんを見つけ恋心を抱き、
彼女が経営する陶器屋さんに通いだします。

吉瀬美智子さんと親しくなった
佐藤浩市さんですが、

子供を預かりながら、
から子供を育てるというのは
安易に言えることではない。
吉瀬美智子さん諭され、
結局施設に預けるという結論を出します。

その前にみんなで旅行にいこうと、
地球最後の桃源郷と呼ばれる、
パキスタンフンザという所に旅立ちます。


<略>


子供の家庭内の虐待の話題は時折ニュースになります。

本当に心が痛むのですが、
だからといって、
映画のように全くの他人が子供を預かるという
行為はありうるのか?

すこし疑問に思いました。
私が生まれた60年代ぐらいまでは、
このように、みんなで助け合いながら
子供を育てる雰囲気はあったかもしれません。

ただ、現代の、
しかも東京においてはどうなのでしょう。

ちょっとそんな余計な事も感じてしまいます。
また、

佐藤浩市さん、カメラ店社長(西村雅彦さん)
吉瀬美智子さん、子供の4名でパキスタン
旅立つという・・
この設定も飛んでいるというか、
現実的には、不自然に感じます。

つまりこの映画は、
物語でありファンタジーなのです。
その点を踏まえて映画を見るのか、
ただ、ノンフィクション的に見るのかで、
映画の評価が違ってくるのではないかと
感じました。


この映画を見たのは、
もちろん!
主役の佐藤浩市さんが好きだからです。

しかし今回の映画では、
期待した佐藤浩市さんのカッコ良い演技は無くて、
スーツや部屋着の、着こなし含め、
サラリーマンに徹しているように感じました。

予想に反し登場人物で印象に残ったのは、
子供役の貞光奏風くんの演技のすばらしさでした。

個人的にインパクトがあったのは、
ノーメーク風の小池栄子さんの登場シーンです。
まるでお化けか妖怪のようでした。
2回目登場時は普通の小池栄子さんだったので、
少し安心しました。


この映画の一番の見所は、
映画のロケで初めて使われたのではないかという、
パキスタンフンザの景色です。

sougennoisu.jp
↑映画のホームページです。

たしかに絶景で、「世界ふしぎ発見」のような
テレビ番組でしかみたことが無いような景色です。

撮影はキャノンCINEMA EOS のようでとても綺麗です。
(私もキャノンの一眼レフを使っていますが、
私のカメラでは、映画のような奥行き感は出ないです。)


そして、
パキスタンの絶景と同じぐらいの見所は、
和服姿の吉瀬美智子さんの美しさです。

洋服和服の2種類の登場シーンがあるのですが、
圧倒的に和服姿に痺れます。

・・という訳で一歩間違えると、

吉瀬美智子さんを見る映画になって
しまいそうです。(笑)

吉瀬美智子さんは、
最近、お子さんが出来たと言うことで
ニュースになっていましたが、
これからも美貌を披露して頂きたい物だと
思います。


佐藤浩市さん(役)は、
吉瀬美智子さん(役)に恋心を抱きながらも、
子供や娘、友達や元妻など、
懸命に周りの人達を幸せにしようと考えています。


映画を見ながら、

どんな人が、人を幸せに出来るのだろうか?
私はどのようになれば、人を幸せにできるのだろうか?

そんな事を考えながら映画を見ました。

思ったのは、
登場人物の佐藤浩市さんのように、
人生や仕事は多少辛くても、

綺麗な女性をみたら、つい後を追いかけていく程度の、
お金や気持にある程度の

”余裕がある”

ことが大切ではないかと感じました。

自分が苦しくて、
人を助けたり幸せにすることはできない。
そんなことを感じた今日の映画でした。


sougennoisu.jp


追伸)
 映画で登場するカメラは、
 佐藤浩市さん Canon EOS5DMark3
 西村雅彦さん Canon PowerShotG1X
 吉瀬美智子さんオリンパスペンLite

 のような気がするのですが、吉瀬美智子さんの
 カメラだけが、謎のメーカ名に名前が加工されて
 いました。(汗)

 つまり、CANONにはそういった、
 女性向けのカメラが無いという・・


 
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