「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」は3名の笑顔がとても素敵な映画でした。
さきほど映画
「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」
を見てきました。
柴咲コウさん、真木よう子さん、寺島しのぶさん
の三人がそれぞれ、
「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」
を演じます。
柴咲コウさん（役）と真木よう子さん（役）が34歳、
寺島しのぶさん（役）は39歳の設定です。
3人は昔のバイト先の仲間で、
今も友達付き合いをしています。
映画のは、
3人の主な登場人物を通して、
恋愛から遠ざかっている女性、
突然の出逢いに戸惑う女性、
不倫を断ち切る女性、
仕事で昇進する女性、
仕事より結婚を選ぶ女性
・・・など
仕事や恋愛、家族の問題など、
だんだん後戻りが難しくなっていく
30代の悩みというか葛藤を描きます。
私も、あれをすれば良かったとか、
こちらの道を選べば良かったとか・・
思い悩むことは多々あり、
映画の中の人物の気持ちは、
少しだけ理解できます。
しかし男女の最大の違いは、
出産という年齢上の制約を
どのように考えるかであり、
映画の中でも重要なテーマとして
いくつかの場面で表現されます。
子供が出来て仕事も辞め、
仕事を頼める部下もいなくなり・・
・・ただの無職の女になっていまった。
という真木ようこさんのセリフや、
病院に行って子供が出来るかどうか
検査してくれ。
と云う寺島しのぶさんの彼氏。
また、
店長をやってみない？
と柴咲コウさんが勤務する
レストランのオーナーが
柴咲コウさんに伝える場面では、
39歳でシングルマザーとして
子供を産んだ話しをします。
店長をお願いしたい。
というシーンなので、
暗に30代後半まで仕事を頑張っても
子供は出来るよ。
・・と云いたいようにも感じられますが、
真意はわかりません。
この映画は、
大好きな柴咲コウさんが出ている
ので見たわけですが、
予告編を見たときに、
柴咲コウさんを愛でる映画というよりも、
純粋に映画として面白そうな印象を持ちました。
それは、
映画を見終わった今も変わりません。
大笑いしたり、ハラハラドキドキする
映画ではありませんが、
共感する部分があり、
展開の難しさも無いので、
安心して見ることのできる系の映画です。
主役の柴咲コウさんは、
昔から料理が好きで現在もレストランで
働いています。
自宅には調味料を並べ、
休みの日は料理に熱中しています。
実際の柴咲コウさんも料理好きなのだそうで、
以前「はなまるマーケット」に出た際に、
おせち料理を3日位かけて作る話を
していました。
以下は余計な話しですが、
柴咲コウさんはまだ31歳ですが、
若干目尻の小じわがちょっと
目立ったかな・・という感じですが、
今回の柴咲コウさんの洋服がまた可愛く、
自宅のエプロン姿も最高でした。
洋服が可愛いと云えば、真木ようこさん
のコートも袖のチェックが可愛かったですが。。
やはり、胸の大きさが気になってしかた
ありませんでした。
・・と、こんな感じで、
大好きな美女の競演をみて、
（柴咲コウさんと真木よう子さんが自転車で
二人乗りするシーンは特によかったです。）
満足感に浸った今日の映画でした。
おばあさんやくの風見章子さんをはじめ、
他の役者さんも良かったです。
そしてこの映画の良いところは、
悩みや葛藤を描き、
泣いたりするシーンがあるにも関わらず、
3人の女性の笑顔のシーンがとても多いことです。
映画を見ていて、とても感じ良いです。
映画の途中で柴咲コウさんが、
このまま一生独身で子供もなく大した貯金もなく、
一人で死んでいくのか。。
というセリフがあります。
映画の公開の舞台挨拶で、
主人公の気持ちは痛いほど分かる。
と柴咲コウさんがいったそうです。
・・と口では言う物の、
実際の柴咲コウさんに限って、
幸せな結婚をするに違いないのですが、
私の場合、身につまされる物があります。
そして映画の後半では、
柴咲コウさんは店長を引き受け、
仕事に精を出します。
自分が選択しなかった人生など無く、
そんなものを悩んでいても仕方ない。
自分が選んだ人生こそ、
その人の素敵な人生である。
そんな事を感じさせながら
映画が終わっていきます。
・・という訳で、
30代女性の悩みを描きつつも、
「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」
の3人の笑顔がとても素敵な
良い映画でした。
私はこの映画は大好きです。
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