「探偵はBARにいる」は真面目で完成度が高い映画でした。大泉さん松田さん他の訳者さんも良かったです。

行きつけのシネコンの企画で
ちょっと前の映画を再上映しています。

そこで本日は

探偵はBARにいる

を見てきましたので簡単にコメントします。

映画は大泉洋さんが主演で、
2011年9月に公開されました。

大泉洋さんが出ると言うことで、
邦画ですし、
ちょっとしたコメディータッチの映画だな。

・・位に思い込み、
すっ飛ばしたのですが、

その後で、
年間面白いランキングに入るぐらい良かった。
と映画の得意な知人から聞き、
残念に思っていたところ、
映画館で見ることができて実に良かったです。


大泉洋さん主演以外の情報は
全く知らなかったのですが、

大泉洋さんと一緒に出演しているのが、
松田龍平さんでした。

松田龍平さんの映画を見るのは、
デビュー作である、
大島渚監督の「御法度」以来の
ような気がしますが、

いつのまにか良い感じの
役者さんになっていました。

男ですが好きなタイプです。(笑)

そして、
声や見た目は、
もちろんお若いのですが、
だんだんと、お父さんの松田優作さんに
似てきた気がします。

今度「舟を編む」を見ようと思って
居ますが、期待大です。


さて、映画のストーリーですが、
札幌はススキののバーに陣取る
探偵(大泉洋さん)が、

顔の知らない女性からの電話依頼で、
事件に巻き込まれていきます。

何回か電話のシーンがあり、
相手の女性は、
小雪さん演じる高給クラブのオーナー、
沙織のようなのですが、

声質や話し方が、
どうも私の知っている小雪さんとは
違うような気がして、
その点が、ひっかかりながら
映画を見ました。

実際は小雪さんだったのですが、
映画を見ている人が、
すぐに小雪さんと分かってしまうと、
ストーリがわかり、
つまらなくなってしまうので、
そのように演出したのだと思います。

ちょっとやられました。

なお、
結婚式のシーンなどありまして、
小雪さんが、並々ならぬお美しさなのですが、

あんな綺麗なお嫁さんが欲しいなぁ〜。
・・・と一瞬、
つまらぬ妄想に入ってしまいました。

最近の小雪さんの映画と言えば、
ALWAYSが当たっていますが、
私個人的にはラストサムライが印象的です。

この「探偵はBARにいる」も、
小雪さん好きな方にも、たまらない一本と思います。

また、西田敏行さん、竹下景子さん、
高嶋政伸さん・・・
脇の役者さんたちも、
とても素晴らしいと思いました。

とくに西田敏行さんは、
何をやっても上手いんだなぁ〜と思います。

唯一の難点は、大泉洋さんが登場する度に、
どんなギャクがはいるのか。

・・とつい期待してしまうことです。

映画での大泉洋さんは、
ぼこぼこに殴られるシーンや、

雪の中に埋まってしまうシーンなどもあり、
その顔色を見ると、どんだけ大変なのか。
と感じるほど、真面目な役柄です。

特に舞台は北海道の冬期なので、
関東の冬とは次元の違う寒さと思います。
いくら地元とは言え、身体張って居る感が
映画全体から伝わって来ました。

と、こんな感じで、

見終わってみると、
ストーリ展開や個々のシーンどれも良くて、
実に完成度の高い映画と感じました。

とても面白かったです。


追伸)
映画で使われた、
松田龍平さんが乗っている車、
光岡自動車の「ビュート」ですが、

あんなにボロい車も凄いと思うのですが、
もちろん雰囲気が出るような塗装をしている訳です。

エンジンの中が一度写っていましたが、
マーチをベースとした最近の車なんですね。

探偵はbarにいる ビュート」でググる
沢山記事が出てきますよ。



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