大泉洋 松田龍平主演「探偵はBARにいる2」を見てきました。

実に久しぶりの更新になります。
相変わらず忙しく過ごしていますが、
今週はどうにか映画館に行くことが出来ました。

・・そんな訳で本日は、
大泉洋さん 主演「探偵はBARにいる2」をご紹介します。


1作目の「探偵はBARにいる」は、
映画館で見逃しまして、

後から面白いという話しを聞き、
がっかりしていたのですが、

ところが運良く、
今年の春に映画館の再放映イベントで
見ることができました。

期待通り面白く、
そして新しい何かを感じる映画でした。

「探偵はBARにいる」は真面目で完成度が高い映画でした。大泉さん松田さん他の訳者さんも良かったです。 - つれづれなるまゝに、日ぐらしMacに向かいて・・・

↑この時の様子です。

このとき既に続編の存在を知っていたので、
今回の「探偵はBARにいる2」を楽しみにしていました。


期待している映画なので、
いつも以上に予告編をじっくり見ました。

大泉洋さんがスキー場のジャンプ台から
落とされそうになるシーンや、

エレベーターでズボンを脱いでいる所を、
松田龍平さんに見つかり殴られるシーンなどが印象的で、
前作に続き、更に力が入っている印象を持ちました。

映画の全体的な雰囲気は予測できるので、
この印象的な予告編のシーンが、
どのような流れで登場するのか楽しみです。


映画は冒頭、人気AV女優の麻美ゆまさんとの
エッチなシーンが非常に刺激的で印象に残ります。

このエッチなシーンは、
いつから18禁になってしまったのか?
・・と思うぐらい、見応えがあります。

ここまでエッチなシーンが必要だったのか?
という気もしないでもないですが、

映画館で麻美ゆまさんが拝めるというのは、
なんとも素晴らしいと思います。(笑)

なかなかオープニングタイトルが出ずに、
ゆるい感じで映画は進んでいきます。

そういえばこの映画は、
前作もオープニングのタイトルが出るまでが長く、
タイトルが出るまでに
ストーリーの導入説明が終わる展開と
なっていたように思い出しました。


予告編の、大倉山のスキージャンプ台からの
シーンは意外とあっさりと出てきます。

こんな流れか。・・とやや予想外だったのですが、
最後にジャンプ台から滑り落ちてしまうあたりは予想外でした。


今回の映画のストーリーは、
ゴリさん演じるオカマ系ショーパブのマサコさんが、
(突然)殺されてしまうところから始まります。

殺されてお葬式になるところが、
少し唐突というか、あっさりした感じですが、
ここに至るまでの様子を探偵として暴いていくわけです。

ゴリさんといえば、
ガレッジセールという有名なお笑いの方で、
テレビを見ない私でも知っていますが、
今回の映画でオカマを演じるにあたり脱毛に
励んだそうです。

ガレッジセール・ゴリ:オカマ役で全身剃毛「ダウンジャケット脱いだよう」 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
↑参考URL

前作もオカマ(バー)の登場シーンがあったように
思ったのですが、(ススキのという土地柄か?)
今回のゴリさんの役作りは、
実に良くハマっているように思いました。

またゴリさんがヒロインでは?
と思うぐらい良く登場して、
本当のヒロインの尾野真智子さんが
中々登場しない印象です。

主役の大泉洋さんと松田龍平さんは
相変わらずな感じで映画は進んで行き、

尾野真智子さんが登場するのは、
予告編の有名シーンである、

尾野真智子さんとズボンを脱いだ大泉洋さんが
エレベーターの中で一緒にいて、
松田隆平さんに殴られるシーンからです。


こちらは大倉山のシーンに比べ、
だいたい予想通りでした。

前作同様、今回のストーリーも、
映画の最後のほうまで真実が解りません。
今回は前作と違って、ヒロインが最初に
依頼人となるわけですが、

ゴリさんを殺した犯人や、尾野真智子さん
が本当は何者か?ゴリさんとの関係は?
・・など最後の方まで解りません。

また前作ではヒロイン小雪さんの
ミステリアスな感じが全開でしたが、
今回は尾野真智子さんのミステリアス感は
薄いように思いました。

冒頭でナポリタンをバリバリ食べる演出や、
関西弁の演出※で、
美人バイオリニストという庶民離れした職業に、
あえて庶民的な演出をしているのですが、

これが後のストーリーの伏線になっていた
ということが、映画を見終えて、
(今ブログを書きながら)気づきました。
要するに、兄弟で苦労しながら
大人になった訳なのです。

※ちなみに尾野真智子さんは、
奈良県出身ということで、関西弁は、
地なのでしょう。

映画を観ながら気になったのは、
尾野真智子さんだけが演技らしい演出をしており、
他の役者さんが、地っぽい演出をしていたことです。

個人的には、尾野真智子さんも、
もうすこし地っぽい演出でも良かったのでは
無いかと思いました。


最後に、映画を見た印象を率直に書きますと、

前作のノリというか、面白さを知っているためか、
今作は少しおとなしめの印象を持ちました。

実際は前作以上のテンションで作っているに
違いないのですが、
人というのは困った物で、
一度面白い物を知ってしまうと、
レベルが上がり、更に面白いものを求めてしまいます。

・・などと、
最後は、若干厳しめのことを書いてしまいましたが、
娯楽映画としての完成度は高く、
面白い映画と思った今日の一本です。


映画『探偵はBARにいる3』公式サイト


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   https://twitter.com/h6takahashi


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