福山雅治主演「真夏の方程式」で初めて湯川准教授を観ましたが、期待通りの面白い映画でした。

(ココでは何度も書いていますが、)
福山雅治さんは私と同い年です。

あんなカッコ良い人と同い年とは、
ホント世の中、恐ろしいものです。

テレビや映画の無い時代ならば、
そんなカッコ良いイケメン(や美女)を
知ることは無かったでしょうが、

現代では否応なしに、
意識せずとも、
比較の対象となってしまいます。

テレビや映画の中の他人と比べて、
幸せになることは無いと思うのですが、

芸能人でなかったとしても、
イケメンや美女との比較は、
異性への期待が過度に増加したり、
自信の喪失の原因となります。

そのため、
イケメンや美女である芸能人の見過ぎは、
結婚率が低下する一因となっているのでは?
と指摘する人もいるほどです。


それはさておき、
福山さんは俳優だけでなくミュージシャンや
写真家、ラジオのDJなど幅広く活躍しており、
個人的に福山雅治さんは大好きです。

CDも何枚か持っており、
適度な音程でカラオケでも歌いやすいのですが、
ミスチルと共に、)
女性がいる場では、
(比較され、ひんしゅくを買うので、)
決して選曲しないことにしています。(汗)


・・という訳で本日は、福山雅治さん主演映画

 「真夏の方程式

をご紹介します。

フジテレビ人気シリーズ「ガリレオ」の映画化ですが、
容疑者Xの献身」以来5年ぶりなのだそうです。

もともと福山雅治さんと柴咲コウさんペアの人気ドラマで、
福山さんが演じる湯川准教授のモノマネは流行りました。
(しかもいろんな人がマネをするという・・)

私的には、
福山さんも柴咲さんも、
どちらも大好きな俳優さんですが、

モノマネは何度も観たのに、
何故かTVや映画は未だに観たことが無いという、
今にして思えば何とも不思議です。

・・という訳で今回ようやく「ガリレオ」を観たわけです。

ただ相棒役が柴咲コウさんから
吉高由里子さんにチェンジしてしまいまして、
若干残念な気もします。

ちなみに私はテレビを観ないので、
現在放映中(?)の「ガリレオ」も観ていないのですが、
吉高由里子さんの、五月蠅いとか、出過ぎみたいな
雑音は耳にします。

しかし、私が映画を観た印象では逆で、
湯川教授の相棒という割りには、あまり出て居らず、
もっと出てもよいのでは無いかと感じました。

一方、湯川准教授に続き出演シーンの多かったのは、
映画のヒロインの杏さんです。

冒頭の素潜りのシーンから、
最後の福山さんとの素潜りシーンまで、
本当に沢山の場面で出ていました。

地元の海を守る女性を演じるのですが、
役者さんにして、本当にこんなに黒いの?
という位、こんがり焼けています。

これは絶対に塗ってるな。
と思いきや、

海辺の車窓からの引きのシーンで、
一瞬白い杏さんが写っていました。
(ちょっと発見した気分でした。)

それはどうでも良いのですが、

ある秘密を抱えた杏さんを、
前田吟さん、風吹ジュンさん演じる両親が守り、

その謎を湯川准教授が暴いていくわけです。

ただ、その最後の処し方が実に優しい。(←ココ福山風で)

これが「ガリレオ」の魅力なのだと思いました。

この手のドラマは通常、
主役の探偵(や刑事)が事件を暴き、
犯人は「さすが探偵さんでも証拠はないですよね」
・と一度反論するも、

その後で探偵が、
「これでもか!」と新たな証拠を出し、

犯人が泣きながら、
「ごめんなさい」と真相を告白し、
最後にお縄になる。

という展開が定番ですが、
この映画が光っていると思うのは、

探偵役である湯川准教授が事件を暴いた後、
犯人の前田吟さんが、
「さすが物理の先生。でも違いますよ。」
と言うのですが、
その後で、
湯川准教授は深追いをしないのです。


これは、事件の鍵を握る、
杏さんの本当の父親に、
事件を聞きに行ったときも同じで、

あくまで深追いはしない姿こそ、
湯川准教授の優しさであり、

最後まで人を追い詰めない、
この大人の優しさ、美意識に心を動かされる訳です。


前田吟さんも、風吹ジュンさんも
国民的俳優さんですので、
大昔から知っている訳ですが、
この追い詰められるシーンなど良い演技で、

特に前田吟さんが福山雅治さんに
真相を暴かれる演技などは、
うまいなぁ〜・・と感動します。


ところで、
この映画は私にとって、
福山雅治さんのカッコ良い姿を目に焼き付ける
ための映画でもあります。
(ちなみに私はホモではありません)
・・ので、そういったチェックも常に入ります。

夏を舞台としていますが、
福山雅治さん、吉高由里子さんは
どちらもスーツを着ています。

吉高由里子さんが黒いスーツを着るのは、
刑事という仕事上やむを得ないのかも
知れませんが、

福山雅治さんは、
ネクタイこそしていませんが、
ベスト付き三揃えスーツです。
しかも記事はウールっぽく、高そうな感じでした。
暑そうですが、汗は殆ど出ていません。

 凄いです!

また、
湯川准教授の特徴であるメガネですが、
メガネの縦位置が、一般人よりも
少し高いことに気付きました。

私事ですが、
最近メガネを買いまして、
その際にメガネの合わせ方を勉強したのですが、

メガネの上端は、眉毛に合わせるぐらいが
正しいらしいのです。

大概メガネの位置が下がってしまうのですが、
福山雅治さんのメガネ位置は、
極めて教科書通りでした。

私などが、福山さんを真似てメガネをかけると、
たいそう違和感のある顔になるのですが、
やはりイケメンは違うと感服しました。

そんな感じで話題は尽きず、
本当は山崎光さん演じるメインキャストの少年や、
ペットボトルロケット、ロケ地(おそらく西伊豆)など、
書きたいネタが沢山あるのですが、

紙面の都合、ココまでにしたいと思います。


・・という訳で、
公開から暫く経ちますが、
真夏の方程式」はとても観たかった映画で、

観た感想も期待通りで、
とても満足している今日の一本です。


今日のアクセス:182,113