リーアム・ニーソン主演「フライト・ゲーム」を観てきました。これは面白い映画です。見逃した方は是非。!

さて今週末も映画を観てきました。
こんどこそは時代劇を観る予定でしたが予定変更です。

どうもこの映画が面白いという評判が耳に入ってきました。
しかし上映があと数日で終わりそうです。

どうしようかと悩みつつ、
チケット販売機を確認すると、
私のベストポジションが空いているではありませんか。
これは観なければいけません。

・・・という訳で本日は、リーアム・ニーソン主演

 「フライト・ゲーム

をご紹介します。

面白いという評判を耳にしてから、
映画を観ましたので、
映画のストーリーは大体知っていました。

アメリカでは旅客機に必ず航空保安官が乗っており、
テロに備えています。

とはいえ、テロや事件事故の発生する確率は、
基本的にゼロでしょうから、
基本的には乗っているだけという、暇な商売です。

映画の冒頭では、そんな航空保安官に対して、
意味がないとか、給料泥棒といった、
批判的なTVニュースを流しつつ、

主人公の航空保安官を演じるリーアム・ニーソンは、
半分アル中でかつタバコが止められないまま、
飛行機乗り勤務を行います。

ほぼ事件は発生しないわけですからね。

しかし物語ですので、主人公の乗った、
ニューヨーク発ロンドン行きの飛行機は、
離陸し暫くして、事件が発生するのです。

犯人から、主人公の元に携帯メールが届きます。
この携帯メールは保安官専用のもので、
部外者はアクセスすることが出来きません。

そんな特殊なメールに、
指定の口座に1億5000万ドルを送金しなければ、
20分に1人、機内の誰かが死ぬというのです。

最初はもちろん悪質ないたずらと思います。

しかし脅迫のメールは止みません。
機内の誰かが犯人のようなのです。

犯人とのメールのやり取りのたび、
乗客の様子をTVカメラで観察しながら、
携帯メールを送受信する人物(犯人)を
探し出そうとします。

次々と怪しい人物が、
リストアップされていきます。

その中には、
同じ航空保安官の同僚が含まれていました。

彼を問い詰めると、
最初はもちろん否定するのですが、
実は彼は麻薬の密輸に手を貸していたのです。

主人公と乱闘になりピストルで殺されそうに
なった主人公は、自らの身を守るため、
同僚を殺します。

予告からちょうど20分。
それが、1人目の殺人だったのです。


その後、機長が突然変死し、
次に怪しいと思われた人物も変死します。

主人公は携帯いじっていた、
機内全員の調査をするのですが、
犯人はわかりません。

そしてもっとも信頼のおける客室乗務員や、
事件発生当時は眠っていた、
隣の女性(ジュリアン・ムーア)まで
疑いをかけていきます。

そうしているちに、
犯人の送金口座が、
主人公の口座番号であることが分かります。

つまり主人公がハイジャック犯に仕立て
上げられていたのです。

機内ではTVのニュースが映し出され、
主人公は犯人として怪しまれます。

そして乗席していたニューヨーク警官を始め男達が、
主人公が押さえつけてします。

しかし、そのとき機体にセットされていた
時限爆弾のタイマーが作動するのでした。

・・・と、
上映中の映画ですのであらすじは
ココまでにしておきましょう。


エアポートシリーズに代表される、
飛行機物というのは、

高々度の密室の中で、一歩間違えば
墜落という、大勢の命がかかっており、

時間と、主人公、仲間、
そして犯人の人間関係を巧みに
ストーリーに組み込みんでいます。

さらに本作の場合も、
殆どのシーンは機内で繰り広げられ、
撮影にはさほどお金がかかっていない反面、
綿密なストーリ・脚本の展開が大切なのです。

もちろん、本作も一切の破綻がありません。

そして映画の邦題は「フライト・ゲーム」ですが、
オリジナルは、「Non-Stop」ということで、

オリジナルタイトル通り、
最初から最後まで一定の緊張感を保ち、
ノンストップという名前にふさわしい映画と
感じました。


制作側は、飛行機物というよりも、
ノンストップアクションを全面に
出したかったのかもしれません。

なんといっても、主演のリーアム・ニーソンは、
「96時間」という有名な作品がありますからね。

ただ、飛行機物を全面に出した、
”フライト”という単語を用いた邦題も
分かり易くて良いと思います。

そして、
アクション映画は最後の”ひと言”が大事と言うことで、
映画は最後まで集中力を持って観ました。


結局飛行機は、途中のアイスランドに不時着し、
犯人以外の乗員乗客は助かります。

ハイジャック犯とされた、
主人公もヒーローと成り、全て一件落着です。

そして映画の最後のセリフは、主人公の隣の席に座り、
常に自分を助けてくれた女性(ジュリアン・ムーア
に対し、

この後どうするの?

と聞くセリフです。

それに対し、貴方しだいよ。
みたいなセリフで終わるのですが、
(役では、さてどうしましょ。だったか??)
英語では、そのセリフを、

depens


というジュリアン・ムーアのひと言で締め切っています。
意味は違わないのですが、
日本語に比べ、「で・ぺ〜んず」のなんという、
余韻のあるひと言なのかと感じます。

・・という訳で、
面白い映画ですので見逃した方は、どうぞ。!!


映画『フライト・ゲーム』2015年2月3日(火)Blu-ray&DVD発売!


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