トム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」は素晴らしいアクション映画です。

この夏話題の映画の一つは、
トムクルーズの名作シリーズ
ミッション:インポッシブル 」です。

調べてみると、
1作目は1996年ということですから、
それから20年も経つ訳です。

主役のトムクルーズは今年53歳ですが、
33歳で演じる激しいアクションは、
年齢的にもピッタリで、
凄い・面白いね。で終わるのですが、

53歳で、このアクションを演じるとなれば、
凄いのひと言で済ますことはできません。


最新作では、
離陸する輸送機の外側につかまるシーンが、
繰り返し予告編などで流れています。

さすがにCGだろうと思ったのですが、
本当にトムクルーズが飛行機にぶら下がって
いるのだそうです。

53歳にしてこのアクションです。

顔がカッコ良いだけではなく、
鍛えた体も、そして根性も半端ではありません。

・・・という訳で本日は、トム・クルーズ主演映画

 「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」

をご紹介します。


得てしてこの手のアクション映画は
レンタルDVDで観ることが多いのですが、
今回はじめて劇場で「ミッション:インポッシブル 」を観ました。

最初にも書きましたが、
予告編の有名なシーンは、映画の冒頭でいきなりやってきます。

画質がちょっと荒いので、
CGかな。と思いながら観ます。

輸送機が飛び立ち、急上昇しながら旋回します。
あり得ないことに機体の側面に、
トムクルーズが腕2本でつかまっているのです。

トムクルーズの顔も風圧で歪んでおり、
最近のCGというのは良く出来て居るなぁ〜。
と感心したのですが、
ブログを書くに当たって調べてみたら大外れ、
実写なんだそうです。

↑この映像を見ると、CG処理したのはトムクルーズ
 命綱ということになります。

マジで怖かったよ。と言いながらも、
8回も飛んだそうですが、
あり得ません。(驚)


飛行機が飛び立つには、
時速200〜300キロ位の速度になると思うのですが、
この風圧はハンパではありません。

車やバイクのアクションなら、多少早回しをして
スピード感を出すこともできると思うのですが、
飛行機が本当に飛んでいると成ると、
絶対にある一定の離陸速度が必要なのです。

離陸した後は、トムクルーズの足も浮いている訳で、
53歳にして、どんな恐怖感なんだろうと思います。


さて、
今回のストーリーは、
トムクルーズが何者かに命を狙われ、
そのたびに謎のヒロイン演じるレベッカ・ファーガソンが、
トムクルーズを助けます。

悪の組織の目的は、
イギリス情報部が秘密裏に作った
膨大なスパイの工作資金、
つまり裏金を得ることです。

裏金の情報は、
ロッコの都市カサブランカにある発電所
電子金庫に厳重に保管されています。

幾重にも張り巡らされたセキュリティーシステムを突破し、
データを盗み出すことに成功するのですが、

データの解読の最後には、
イギリス首相の生態パスワードが組み込まれています。
イギリス首相を拉致することでしか、パスワードを解除し、
データを出すことは出来ません。

悪の組織は、トムクルーズの同僚を人質に取り、
データのパスワード解除を迫ります。

トムクルーズはイギリス首相を拉致し、
パスワードを解除するのです。


ざっとストーリーの要約を書いたのですが、

映画の見所はやはり、
ストーリの途中で何度も登場する謎の美女と、
そしてアクションシーンです。

飛行機に続き圧巻だったのが、
BMWとバイク軍団との街中のカーチェースのシーンです。

どうやら、実際にトムクルーズが運転しているようです。

最新のBMWの安全装置を解除し、
狭い街中をドリフト走行するアクションで、
トムクルーズが、しっかりサイドブレーキを引いて、
車をコントロールしている様子が分かります。

それにしても、階段を駆け下りたり、BMWってどんなに
丈夫な車なんだと思いました。

※何度か繰り返し観たら、途中で車が新しくなっているようでした。
 さすがにそうですよね。それでもすごいですが、笑)


そしてカーチェイスの後、さらにバイクでのアクションが続きます。


まぁ、とにもかくにも凄い映画なのです。

さてミッションインポッシブルは、
アメリカのテレビドラマ『スパイ大作戦』の映画化です。

スパイ映画と云えば、
イギリス情報部Mi6を部隊にしたスパイ映画007が有名ですが、
ミッションインポッシブルが、映画007を意識して作って居ることは、
そのテーマ音楽を聞き比べても明らかです。

しかし、そこはアメリカ。
ハリウッドが作る娯楽アクション映画です。

やることが派手です。

大人の色気の演出もパターン的に分かり易いです。
細かな所では,衣装もアメリカ的です。
トムクルーズは基本的にはカジュアル的な衣装を着ています。
対する、007のジェームスボンドは基本はスーツ姿ですからね。

この映画をみて面白いと思うのは、
そうした派手なアクションシーンだけでなく、
私たちの想像を遙かに超える、SF的な近未来の技術です。

楽器がライフルになるのは定番ですが、
勝手に鍵を開けてくれる電子ツールや、
紙がパソコンになったり、
酸素量を自動測定するグローブ、

それに、トムクルーズの乗るBMWは手の平を、
ドアのガラスに当てて認証していました。
技術的には今でも出来そうですが、
今時のBMWってそんな機能が有るのでしょうか。(?_?)

そういったグッツやファンタジーの世界を観るのも、
このアクションスパイ映画の醍醐味だと思います。


加えてもう一つの見所は、
ヒロイン演じるレベッカ・ファーガソンです。
なんとも、アクションの凄く、峰不二子か!
というコメントもネットではありますね。

初め敵かと思わせトムクルーズを助けたり、
オペラのシーンでは、ドレス衣装でありながら
屋根伝いに逃げ、
ロッコのシーンではプールで水着のシーンもあります。

峰不二子同様、味方なのか敵なのか分からない、
つかみ所の無い設定です。そして美人です。

映画を観ながら彼女の年齢が気になります。
トムクルーズのお相手なので、結構いい歳かな?
とも思ったのですが、御年なんと31歳。

レベッカ・ファーガソンの魅力!「ミッション:インポッシブル」シリーズでヒロインを演じる女優 | ciatr[シアター]

この記事に寄れば、トムクルーズともお近づきとか。
なんとも羨ましいです。


というわけで最後に、
アクション映画にとって重要なのは、
ヒロインのいう最後のセリフです。

黒のBMWに載って立ち去る前に、トムクルーズに云うのです。

「私を捜せるでしょ」

と。

一度予告編を見て頂くと、
なんとなくストーリーが分かると思うのですが、

↑予告編です。

そうは云わず、大画面・大音響の映画館に足を運んで
観て頂きたいと思う、今日の一本です。

見終わった後、日頃のストレス発散。スッキリしますよ。!


http://www.missionimpossiblejp.jp/


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