「国民の見識」を読みました。

久々に本屋さんに立寄り、いろいろ物色し、これは。!!
・・と思った本が「国民の見識(渡部昇一)」でした。

「国民の見識」は、今年に入って衝撃を受けた書籍のひとつ
になりそうです。
この本の内容が本物なら、中学生の教科書にでもしたいぐらい
の内容です。
全体的なトーンとしては、日本の歴史がいかに改悪され
国民に洗脳されてきたか。を背景とする大きなテーマが
流れており、その表に様々な事例が紹介されています。
内容は重めですが、文体はわかりやすく、どんどん読み
進めることができます。

印象的なのは、
自民党よ立党の精神に立ち返れ
・台湾は今でも日本の生命線である
・核の持ち方を本気で議論しよう
・「A級戦犯」を温存する蛸壺史観
チベットに関心を持とう
NHKの変更報道をチェックせよ

などです。
特にチベット問題などは、ナチスドイツと同じ。
といった切り口で記述しています。
まったくピンとこないのですが、当時よりも何倍も情報レベルが
あがったとしてもこんな感じか。といった印象です。

NHKの台湾の番組の件はネットでも騒がしいですが、ほんとうに
ひどい話です。こんな番組を作るメディアには、真相を追求して
欲しいです。

ほかにもたくさん紹介したい内容があるのですが、
このような重要な情報を、今時、本から得る。
これが現代の情報社会だと思い知らされる一冊です。