「そもそも思考で地頭力をつければブルーオーシャンが見えてくる」を読みました。

”なぜ”を3回(5回?)繰り返す。思考法があります。
この方法は、”なぜ”を繰り返すことにより、課題の根本的な原因に
少しずつ近づいていきます。

本書の”そもそも思考”は、”本来どうあるべきか”や”本質は何か”を
見極めて行動することによって、課題解決しよう。とする思考法です。
”何故の思考法”の意図するところと、よく似ているように思います。

本書は、筆者の経験した様々な難局に対し、
どのような”そもそも思考”で臨み、行動して切り抜けたかが、
紹介されています。
しかし、この経験談のいくつかが問題で、
”そもそも、こんなことを書いていいんだろうか?”
といった内容なのです。
ですから、人によっては印象が悪くなるかもしれません。

また、「地頭力」や「ブルーオーシャン」の話を読むことができず、
「そもそも思考で地頭力をつければブルーオーシャンが見えてくる」
のタイトルは、「そもそも思考」に無理矢理流行のキーワードをくっつけた
印象があります。
個人的には、タイトルも中身も、もっと「そもそも思考」のみに絞ったほうが
よかったのでは無いかと思いました。?
タイトルのマーケティングに引っかかってしまった。
・・と悔しがる人も出てきそうです。


しかし、
本でも人でも、あるタイミングで出逢ってしまうことがあるような気がします。
今の私のとって、「そもそも思考」で物事を考えることはとても重要である。
と、気づかせてくれました。
私にとっては、今読む必要があった気がします。