「頂はどこにある?」を読みました。

このブログを書こうと思ったのは、過去に読んだ本の内容を
覚えていることが、めったに無いためです。(汗)

本を途中まで読んでから、
なんか、どっかで読んだことがあるなぁ〜。
と思うことが多々あるのです、

しかし、
著者である、スペンサー・ジョンソン氏の前作
チーズはどこへ消えた?」は、
珍しく内容を覚えている一冊でした。


「頂はどこにある?」は、その前作と似たようなサイズで、
そしてよく似た雰囲気のイラストがかかれたカバーです。

そのため、前作と類似するであろう内容を想像してしまい、
買うべきかどうか、躊躇しました。
※このように、私のような人もいるかもしれないので、
 パッケージングは少し変えた方が良かった気がします。

例え同じような内容であっても、前作と同じ位のクオリティー
ならよいか。と思い、購入しました。
結果は、買って読んで良かったです。


本書のストーリーは、
誰でも経験するであろう、人生の山と谷について、
主人公の若者が、山の頂に住む老人の教えを得て、
少しずつ、気づいて行く。といったストーリーです。

人生の山には、山の意味が、人生の谷には、谷の意味が、
それぞれあり、人生の山谷には、心の持ちようであること。
長く山に止まるのも、谷を早く抜けるのも、心の持ちようで
あることを、じっくりと教えてくれます。

私がもっとも感動したのは、以下のセンテンスです。

「谷の苦しみはそれまで無視していた真実に気づかせてくれる」

今が人生の谷底だ。と感じている人が読むと、
忘れられない書籍になると思います。

なお、私にとっても忘れられない一冊になりそうです。(感涙)