田中 孝顕 監修・金木 直子 作画「劇画版 思考は現実化する―マンガでわかる成功哲学」を読みました。

机の横には、
推定150冊程の積読本(つんどくほん)があります。
そして、日夜これらを読み切ろうと努力しています。

ただ、
読み切る前に次の本を買ってしまうので、
中々減りません。汗)


最近流行の断捨離本によれば、

本は買ったときが、
読みたいモチベーションが一番高くて、
そのあと、すぐに気分が低下していくそうです。

ですから買った後、
読まずに時間が経った本は、

 捨てて良い

のだそうで、
本は買われたことで、その役割が終わったんだ。
・・と書かれています。

しかし、
私はその意見に反して、
積読本は全て読み切ろうとしています。

何故かといいますと、
ラソンというかトレーニングというか、
私に取っては読み切ることに
意味があるのです。

さらに悪いことに、
机の横の積読本の他に、
アマゾンの欲しい物リストに
150冊ほど本が並んでいます。

つまり、
読みたい本が現時点で約300冊あり、
私の目標は年末までに、
これらを全て読み切ることですが、

残りあと9ヶ月。

既に1日1冊読んでも終わらない雰囲気が
漂いだして、焦りが募ります。

そんな時とても助かるのが、
厚い割りには、すぐに読み切れる本です。

なんといっても助かるのが、
マンガ(タイプの)本なのです。


・・という訳で本日は、田中 孝顕 監修・金木 直子 作画

「劇画版 思考は現実化する―マンガでわかる成功哲学

をご紹介します。


もとになる「思考は現実化する」は、
特に私が紹介するまでもないでしょう。
最も有名な成功本/自己啓発です。

・・であるにも関わらず、
私は未だ読んだ事が無く、
アマゾンの欲しい本リストに入っています。

というのは、

「思考は現実化する」など定番と呼ばれる数冊は、
溜まっている300冊を読んだ一番最後に、
締めくくりとして読もうかな。
と思っているのです。

そして読み切った後には、

今のように、
適当な本を1日一冊読むスタイルから、

同じ本を繰り返し読むとか、
本の読み方を変えてみたいと考えています。

特に最近物覚えが悪いこともあり、
同じ本を繰り返し読むことの大切さ感じています。


本日ご紹介するナポレオン・ヒルのマンガ本は、
これまでも幾つかのマンガ本を読んだ事があり、
覚えている内容が多くありました。

本書はナポレオン・ヒルの人生をマンガで表し、
思考は現実化するのポイントを活字で
表現する構成になっています。

私が読み切るまで約30分かかったのですが、

(本書に限らず)
マンガから知識を得るという意味では、
一見レベルが低いようで、かなり効果的と思います。
たった30分でエッセンスを覚えられるのです。


本書を読むまで知らなかったのは、

成功プログラムによって、
御殿のような家にすむ大金持ちとなった
ナポレオン・ヒルですが、

1929年の世界恐慌の際、
一度全財産を失ってしまうことです。

そして、

 今こそ・・・
 何も無いところから
 莫大な巨富を
 築く成功法則がある!

として奮起し作り上げたのが、

「思考は現実化する」でした。

この本の成功により、
ナポレオン・ヒルは再び、
巨万の富を得るわけです。

つまり世界恐慌後から再起した
ナポレオン・ヒルの実績がここにはあるわけです。


本書の最後にナポレオン・ヒル
成功し幸せな人生をすごしたいなら、

 「自分がして欲しいと
 思うことは、何より、まず
 他人にそうしてあげることだ」

という言葉で締めくくられます。

私が小さい頃は、

 「他人に迷惑をかけてはいけない」
 「他人が嫌がることをしてはいけない」

・・と、このように教わりました。

実はナポレオン・ヒルも同じような
ことを云っているのですが、

 嬉しいことを+してあげる。
 イヤなことを+してはいけない。

と向きが180度違います。

この似ているようで反対の
マインド持って行き方が、
成功者と凡人の違いを導き出す。

つまり、
用いる言葉は大事ということを感じた、
今日の一冊でした。



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