久瑠あさ美著「このまま何もしないでいればあなたは1年後も同じだが潜在能力を武器にできれば人生はとんでもなく凄いことになる」を読みました。

昨日見た映画「プラチナデータ」は、
共に精神障害を持つ若い男女が、
精神科医に利用され、

危険なコンピュータシステムを
作り上げるというストーリでした。

二人は心の病を持つ一方で、
天才的な才能が有り、
野望を持つ精神科医と警察組織に
利用されるのです。

物語で良くある話しといえば、
そうなんですが、

こういった、
「超天才」が活躍する定番ストーリーが
未だに物語になるということは、

精神世界や脳の仕組みは、
よく分からない領域だから成り立つのだと思います。

つまり精神世界や脳の仕組みには
未だSFといって良いほどの、
未知の世界が有る訳ですね。


・・という訳で本日は、久瑠あさ美さん著

「このまま何もしないでいれば
 あなたは1年後も同じだが
 潜在能力を武器にできれば
 人生はとんでもなく
 凄いことになる」

をご紹介します。

副題を合わせても、
これまでご紹介していた
本の中で最も長いタイトルです。笑)

あまりにも長いので、
本の表紙と同じように改行をいれてみましたが、
実際の本の表紙では、
見た目、訳4割ぐらいがタイトルです。

さて、
最近心理学や潜在意識の本をご紹介していますが、
実は著者の久瑠あさ美さんの話しを聴く機会があり、
ちょっと集中的に読んで見ようかな。
と思っています。

という訳で、
これからも久瑠あさ美さんの本を
ご紹介したいと思います。

他の本ではもっと大きな写真も載っていますが、
著者の久瑠あさ美さんは、とにかくお綺麗です。

元JJのモデルを務めるなど、並の方ではありませんが、
一方メンタルトレーナーとしても、
のべ一万二千人ものカウンセリング経験を
お持ちなのだそうです。
(けっこう先まで予約で一杯なのだとか。)


私的には、久瑠あさ美さんの著書で
一番再最初に読むわけですが、
理由は、その長いタイトルに引かれたからです。

(しかし、個人的な経験的では、
タイトルが長い本よりも、適度に短い本に、
良書が多いように思います・・。)


本書には、著者の久瑠あさ美さんがモデルとして
活躍することになったいきさつを中心に、
夢を掴むにはどうすればよいかが
潜在能力(潜在意識)の観点から語られます。

苦労をしてモデルになっていくのですが、
そういった経験も踏まえながら、

「自分の想像したことは、全て実現できる」<121p>

が著者が最も言いたいことでは無いかと感じました。
つまり、
映画やドラマのような「超天才」的な能力は
いらないのです。

そして、
本書に示される潜在能力を引き出すポイントは

1,Want
  〜したいという心からのきもち。
  mustやhave to ではない。

2.イマジネーション
  〜だったらよいなぁ。という想像です。
  非現実的であってもかまいません。

3.マインド・ビューポイント
  高い目線を持ち、客観的に自分をみる。

の3つで、
本書に述べられることは
コレが全てと云っても良いと思います。

なかでも、
「心からの要求(Want)」や
「イマジネーション」に関しては
他の成功本にも書かれますが、

目線の高さ(マインド・ビューポイント)は、
他の成功本にあまり書かれない話しかと思います。

簡単に紹介すると、

守護霊ぐらいの目線で自分を観察し、
映画監督位になったつもりで、
自分を動かす。

ということです。

人間の気持には沢山の葛藤があり、
ダメ気味のリアルな自分と、
神様目線の自分との戦いです。

大概の答えは自分の心の中にある。
などとも云いますが、

目線を高く持つ。

というのはそういった内なる秘めた声
つまり潜在能力を大いに活用する
ということなのでしょう。

心の葛藤が起きると、
大概はダメ気味のリアルな自分が
勝ってしまいます。

守護霊や監督目線の自分つまり、
潜在能力的な部分が引っ込んでしまうわけです。


さて、
冒頭で紹介した映画では、
精神科医が若き天才の能力を引き出します。

メンタルトレーナーも同じように、
クライアントの潜在能力を引き出していく仕事です。

本書では評価が低いと悩んでいる技術者や
30代から弁護士を目指す女性の事例を紹介し、

どのように、マインドを変え、
能力を引き出していくのかが紹介されます。


アメリカの映画やドラマをみていると、
カウンセラーというか、コーチングというか、
専門家に相談するシーンをよく見かけます。

日本ではまだそういった習慣は広まって居ませんが、
情報社会の次は、精神社会とか云われます。

これからの日本は、久瑠あさ美さんのような
メンタルトレーナー(カウンセラー・コーチング)
が社会的に認知され、広まってくるだと感じた今日の一冊です。


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