ゆうきゆう著「相手の心を一瞬でつかむ心理術」を読みました。

たまに本を読む程度ですが、
若い頃から心理学に興味を持っています。

理由は問い云うと、、

 女性の気持ちが知りたい。
 そしてどうにかしたい。

というわけです。(笑)


しかし社会人になると、
そんな事ばかりも言っていられません。

職場の人間関係や営業成績など、

ひと言で言えば「対人能力」が
問われる場面が増えてきます。

そして、

人は思うようには動かず、
伝えたつもりが伝わらず、

すれ違いがストレスを生み、
その悩みがだんだんと、心の中を締めていきます。

一方、
自らの専門性に加え「対人能力」に
長けている人のことを、

「仕事が出来る人」

と呼んだりしますが、
つまり社会人になると、

「仕事が出来る人」をめざし、
職場の人間関係や、売上アップのため、

心理学に興味を持つ

ということになろうかと思います。


・・という訳で本日は、ゆうきゆうさん著

「相手の心を一瞬でつかむ心理術」

をご紹介します。

先日読んだ、
ゆうきゆうさんの「夢をかなえる勉強術」
が面白かったので、

↑アマゾンにリンクします。

他に面白い本がないか探したたところ、
本の帯に

「おもしろくて役に立つ最強の心理学本」

とありまして、
これだ!と思って購入しました。

表紙の二十歳ぐらいのお姉さんの
イラストが可愛かった。

という点も購入理由の一つですが、
本書は必ずしもお姉さんをどうにかする系の
心理学本ではありません。

とはいえ、
内容は男女の心理学のように
構成されております。

すこし構成を紹介しますと、
各章はイラストとクイズ形式の質問で始まります。
たとえば、

 待ち合わせに遅れそうになったとき、
 いつ連絡すべきか。
 
 その時どのような言い訳をすべきか。

というものです。
そして、その後に著者が解説をいれます。

上記の場合、
心理学的な答えは、

 遅れそうになったとき直ぐに連絡すべき。

 「お客様から急な電話が来た」のような、
 外部要因の言い訳が効果的。

なのだそうです。

ちなみに先日ご紹介した
「信頼される男、されない男」では、

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信頼される男が待ち合わせに遅れたときは、

 言い訳をせずひたすら謝る。
 そして同じ失敗をしないように改善する。

ということでした。

待ち合わせに遅れる。

という極めてぺーシックな話題を
出していますが、

心理学的なアプローチと、
経験則的なアプローチでは、

答えが違うあたりが悩ましいです。

とはいえ、
心理学は学問ですので
本書に書かれる事例は
実験結果に基づいています。

ただし、
学問ではあっても科学ではありませんので
白黒はっきりつかず8割方こちら。
というのが心理学です。

本書には書かれませんが、
その前提を理解することも
心理学を活用する上で大切な点と思います。

私が一番心に残ったのは、
雑音に敏感になっているときは、

ストレスが溜まっているとき

という話しでした。

最近どうも、会社で周囲の雑音が気になり、
ストレスが溜まっているのかな?
と改めて感じた次第です。

表紙のイラストにもあるように、
本書はどちらかと云えば、
若い人向けの本と思います。

内容は、恋愛に限らず、
様々な心理学本で述べられるような
ベーシックなテーマが多いように感じますが、

恋愛を切り口として構成されているため、
面白く読むことができます。

読み終えてみると、
本書にある基本的な事例を覚えるだけで、
心理学の学びは十分ではないかとも
感じた今日の一冊です。



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