「あたりまえだけどなかなかできない33歳からのルール」を読みました。

私事ですが、
30歳は、20代の頃と何も変わらず過ぎたような気がします。
そして、何かが変わって、30代の実感を得たのが、30を数年過ぎた
33歳頃だったように思います。
この話はいろいろな人(男)としましたが、大概似たようなことを言います。
33歳前後は、何かが変わるのです。

ちょうど大学を卒業して就職して10年経った位ですが、
10年選手とも成れば一人前の仕事を任されます。
多くの男性は結婚をするのもこれぐらいの年代でしょうし、
35歳天職上限説を信じるならば、仕事人生を考えるのもこの年代です。


本書は、人生の先輩である著者が、自分の30代を振り返り、
33歳頃の若者に助言を語る本です。

そういった意味では、先日、
「あたりまえだけどなかなか出来ない42歳からのルール」
の書評を書きましたが、同じような本です。
てっきり同じ人の著書かと思いきや、違う方でした。
(共通なのは、どちらも元リクルート社員ということで、
相変わらず恐るべしリクルートです。)

著者である、小倉広さんは、30歳前後の若者(後輩)と会話をしていて、
最近の三十代は元気が無いのではないか。ということが本書を執筆した
理由ということらしいです。

私は、というと人生を生きる上での反省を求めて、本書を買い求めました。
本書は、仕事から私生活(奥さんとの関係なども)全般に、30代を生きる
著者独自視点のノウハウを記しています。
確かに、同感な点も多くこんな風に生きられたらいいのになぁ〜。
といった憧れも半分ぐらい感じられる内容です。

多くのテーマは、他の成功指南書にも書かれている内容ですが、
軽く読める本なので、一度読んでおいても損は無いのかな。
と思いました。

「42歳から・・」本に比べると、軽い感じがするのですが、
人生は歳を取るとどんどん重くなるということなのでしょうかね。