「やる気の育て方」を読みました。

「やる気」

これは、本当に欲しいですね。(笑)

たまに、やる気満タン(もしくは元気満タン)見たいな人が
いますが、本当に羨ましいです。

かくいう私は、
何時の頃からか、「やる気無し。」と色んな人から言われます。
しかし、私の理想は、やる気は無いけど仕事や趣味や恋愛が出来る
人なのです。
未だに、そんな人がカッコ良いと思っている訳ですが、

この
”やる気が無い人がカッコ良い。”
という状態が、本書の重要なキーワードである、
「メンタルブロック」ということになるのでは無いかと思います。

実際、やる気が無くて仕事や恋愛が出来る人は、
スゴく特殊な才能があったり、超カッコ良かったりする訳で、
少なくとも、大人の世界では、殆どあり得ません。

でも、そんなことは頭では分かっても、
それが、メンタルブロックと言う、自分のやる気無くすような、
障害になっていることは気付きませんし、分かりません。
ココが問題だと思いました。

本書の例で出てくる、遅刻が直らない人のメンタルブロックは、
小さい頃、講演会にいき、講師の人が遅刻したにもかかわらず、
登壇すると、拍手喝采で迎えられたことを見た経験だったと
いいます。
つまり、遅刻という悪い事をして、拍手がもらえる。
遅刻=良い事。
がメンタルブロックだった訳です。

このような、自分にとってのメンタルブロックが何か。
と考えるだけでも、この本を読む価値があるのでは無いかと
思いました。


さて、本書はAmazonのあるカテゴリで売上げ1位になった
こともある実績のある書籍のようです。
160ページ弱の内容で、文体も難しくなく読みやすいです。

本書を読んで、やる気がぐんぐん育つ訳では無いかもしれませんが、
モチベーションのコントロール方法等をいくつか示しており、
マインドのコントロール方法は、知識としてあった方が良いのでは
無いかと思いました。

何時もやる気満タン人間以外の方には、お勧め出来る書籍だと思いました。
※ただ、分量を読みたい人には向きません。