「自己プロデュース」を読みました。

様々なところで紹介されている書籍ですので、
ご存知の方も多いと思います。

島田紳介さんが、2007年3月に行ったNSC吉本総合芸能学院
の授業(DVD化されている)を、
もっと沢山の人に知ってもらうには、本が良いという事で、
出版社の方が、何度も島田氏に説得を行い、
書籍化したものです。

紳竜漫才コンビの話に始まり、NSCの若者がM-1グランプリ
に勝つためには何をすべきか。といった話に終わります。

島田紳介という人を知るには、外せない本だと思います。

少し前に、島田紳介さんにハマっていた事があり、
その頃に発見した本で、現在まで積読になっておりました。
(2009年9月発行の書籍です。)


島田氏は、週刊誌などを読むと、
様々な問題も抱えている方ですが、間違いなく成功している方です。

お父さんは、(たまにテレビにも出ていますが)元国鉄マン
でとても温厚そうな方です。
あのご家庭から、島田紳介氏が育つ事が、少し信じられず、
このへん興味があるのですが、そのへんの話は、
少ししかありませんでした。

小さい頃、紳竜の漫才を見ましたが、こんな裏側があった
なんてことは想像も付きません。

今は大人なので、色々な裏側が想像できますが、それでも
芸の道というのは、厳しいものだということが分かります。
そんな島田氏も、舞台ですべてをさらす、ストリッパーの方に
はかなわない。といいます。

本書で、最もポイントと成る言葉をあげるとするならば、
「負ける戦はしない」

だと思います。
そこから、様々な戦略が導きだされます。
例えば、
 同じ土俵で戦わない。
 ライバルを見極める。
 勉強や練習をしすぎない。
 目立つ。

等々
ビジネスマンがそっくりそのまま使える訳ではありませんが、
仕事で成功するうえで重要なことが多々あり、
ビジネス本としても受けている要素となっているように思います。

軽く読み切れますので、興味の有る方にはお薦めの一冊です。