「一生お金に困らない 金儲けの王道」を読みました。

気がつくと2ヶ月近く更新をさぼっていたようです。(凹)

その間も着々と本を読み・・・・
・・・・だったら良かったのですが、
読書のほうは、かなりサボってしまいました。(汗)

それでも数冊読んでおりますので、
ボチボチご紹介していきたいと思います。


今日は、「一生お金に困らない 金儲けの王道」です。
なんとも、魅力の有るタイトルですが、

内容は、至極当たり前の事が連なっています。

この本を読んで思う事は、即ち、

・真面目に、気合いを入れて仕事をする。
・浪費をしない。

この2点を実践していくことが、
「一生お金に困らない、王道」

ということです。

筆者である”堀之内九一郎”氏は、
ホームレスから、リサイクルチェーンである「生活創庫」
を立ち上げた事で有名な方です。
マネーの虎や、最近ではカンブリア宮殿に出演しているのを
拝見しました。

ホームレスから、リサイクルビジネスを始めた下りは、
様々なところで紹介されているので有名です。

捨てられていたストーブを整備して、奇麗に色を塗り直したら
良く売れた。という話です。
ホームレスならではの経験や、目のつけどころ。が役に立った
位に思っていたのですが、それは表面だけの理解でした。

本書を読んで、
氏の生い立ちから、ホームレスを経て、
ビジネスで再起する様子を初めて知り、
それまでとは、全く異なる印象を持ちました。

若い頃のやんちゃの話やホームレスに落ちて行く下りは、
どうにもならない人。として書かれていますが、

一貫して感じられるのは、仕事に対する真摯な姿勢で、
それは、ホームレスに成る前の、若い頃から変わらない点です。


真剣に仕事をすれば、どんなビジネスでも成功するし、
お金に困らない。
これがこの本の背景に流れる氏の考え方と思いました。


お金に対する、様々なテクニックも書かれていますが、
きっとこの本だけを読んでも、軽く流してしまうのでは
ないかと思います。
例えば、刑務所に入ったと思えば、貯蓄できる。
といった考え方などは、私の財産告白で有名な、
本多静六氏の考え方と似ていると思いました。


「金儲けの王道」部分に関する何かしらの知識やテクニックを
期待して読むと、ちょっと違った印象を持つと思います。

きっと筆者は
「一生お金に困らない、人生の王道」
みたいなタイトルにしたかったのでは無いかと感じました。


ビジネス(起業)を勉強している方や、堀之内氏を知る為には、
必読の書だと思いました。