岡野雅行/勝谷誠彦「日本人の「正義」の話をしよう」読みました。

岡野雅行さん、勝谷誠彦さん、
お二人に共通するイメージは、

シャキッと一本筋が通っていて、
どこか不良っぽく、
しかも着火マンのごとく熱い男です。

そしてお二人とも、
短髪に眼鏡というヘアスタイルです。(笑)


お互い素晴らしい能力と実績を持ち、
男として、大人として、
・・・人生の先輩として信頼出来そう。
そんな印象です。

こんなお二人が、
「日本人の「正義」の話をしよう」という、
どう考えてもマイケル・サンデル教授の
「これから「正義」の話をしよう」
のパロり本※を出すというから期待が持てます。

※日本人の「正義」という、大それた話ではない
 と言いながらも、あとがきで、勝谷誠彦さんは、
 タイトルをパクった事を認めています。


そんな期待をする私もどうかと思いますが、
恐らくこの本を買った多くの読者の方は、
そんなお二人を良く知っている方々だと思います。

(私もマイケル・サンデル教授の本はまだ読んでおらず
Amazonの欲しいものリストに並んでいるだけですが、
こちらは、サクッと購入してしまいました。)


テレビ等でお二人を見た事が有る人ならば、
対談の様子は目に浮かぶようです。
年は、22歳も離れており、親子のような年の差と
言いつつ、話はかみ合っており、
先日ご紹介した「日本人の成功法則」よりは
対談として成り立っています。


岡野さんの話は、
これまで著書を何冊か読んでいますし、
知っている内容も多かったのですが、
お孫さんが大学時代のアルバイトで、
料理を覚えた話は感動しました。

仕事だと、皿洗いしか教えてくれないが、
アルバイトだと、料理の仕方や魚のさばき方を
教えてくれる。
料理人も人間だからねぇ〜。という、
賢い人の血筋は、私のような凡人とは違うものだと
思いました。

勝谷さんの話は初めて読む話も多く、
本書で一番衝撃的だったのは、
勝谷さんは、勉強した事が無いといいつつ、
灘高出身だったり、
学生時代に会社を経営していて儲かっていた話でした。

スゴいお二人だと感じます。


本書は、お二人が嫌いな方にはお勧め出来ませんが、
お好きな方であれば、気楽な内容ですので、
週刊誌代わりに読んで頂けますと、
おもしろおかしく、
勉強に成る事も盛り沢山の内容だと思いました。
ただし、日本人の「正義」の話かどうかは不明です。(笑)