中谷彰宏著「一日を長く生きる人が成功する」を読みました。

一日24時間は、世界中の誰にでも平等です。

これは良く言われるセリフですが、
本当にそうなのでしょうか。?


こういった議論もあります。

楽しい時間は短く感じられ、辛い時間は長く感じます。

つまり、
楽しい事だけしていれば時間はあっという間に過ぎて行きます。

”浦島太郎”さん状況です。


しかし、
子供の頃は1年が本当に長かったように思います。
二十歳を過ぎた、大学生の時でさえ、1年は長く、
あの年、この年と、記憶に覚えています。

それに比べ、
社会人になってからは、
時間の経つことの早い事、早い事。

つまらないのに、早く過ぎ去る。

楽しい時間は早く過ぎる”浦島太郎”理論(笑)に反しています。
おかしいです。
これはいったいどうした事でしょうか?

大人になると、楽しい事も、辛い事も・・・物忘れの
能力が増してしまう為でしょうか?


・・・
そのような事をいろいろ考えたどり着いた(最近の)結論は、

”非日常経験を沢山するほど、時間は長く(充実したものと)感じる。”

ということです。

簡単にいうと、ルーティーンな生活をしていると、
時間があっという間に終わってしまうわけです。

学生時代が長く感じられるのは、
常に新しい出来事がやってくるからで、
毎日の授業も、運動会や遠足も、通信簿も、給食も、塾も夏休みも、
そして宴会も、恋愛も・・・

常に新しい事だらけ。
即ち、毎日が非日常を送っていた訳で、
それが幼稚園に入ってから大学を卒業するまでずっと続いていたのです。


・・・

人生を極めるために重要な点の一つは、時間のコントロールです。

「一日を長く生きる人が成功する」

その通りだと感じます。

もしも、楽しい時間を長く生きる事ができれば、
本当に素晴らしい人生になる事と思います。


この本は、時間の使い方というよりも、
成功のエッセンスが詰まっており、感じる部分が多かったので、
是非ともご紹介したいと思いました。

例えば、

 ・夢を実現する人は良く動いている。(行動が大事)
 ・本当に好きな物には、必ず”難点”がある。(練習が辛いとか、)
 ・エネルギーやアイディアは出せば出す程でてくる。(出し惜しみしない)
 ・リアルに行きている人は、1日が長い。(具体的に動けということ)
 ・十分満ち足りていたら、発明も革命も起きない。(そうですね。)
 ・人に会う事をノルマにする。(なかなか出てこない発想です。)
 etc.

・・書ききれません。


特に成功している人達は、みんな顔見知りや友達で、
そういった人(例えばモテる男でもよい)と付き合い、
具体的に、リアルに知る事で、自分も成功者(モテ男)になれる。

といった考え方は、是非とも実践したいものだと感じました。


この本は、(中谷彰宏意さんが苦手という方以外には、)
広くお勧め出来る一冊です。



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