「スノーホワイト」を見てきました。
「スノーホワイト」
・・とカタカナ見て、「雪の白」とか
訳してしまう日本人は私だけでは無いと思います。
雪が白いのは当たり前なのですから、
タイトルをカタカナで書くとしたら、
「(ホワイト)スノー プリンセス」とか書いて欲しい気もします。(汗)
そんな訳で映画「スノーホワイト」を先ほど見てきました。
ところで、行きつけの映画館のチケット販売が、
自販機になったことを前回書きました。
この自販機は、私のような機械オンチでも、
辛うじて使うことができる、おじさんに優しい機械です。
私は、なるべく好きな席(つまり人がいない列)を選びたいので、
できるだけギリギリに行って、席を選びます。
(もっともこれに限らず、仕事もなんでもギリギリですが・・・)
今日も、10分位前の予告編が始まりそうな時間帯に映画館に入り
チケットを購入します。
そしてチケット購入画面は、座席指定の画面まで進みました。
・・・そこで見た物は・・・
何かの間違いかと思いました。4列目から後ろがほぼ埋まっています。
(ややまだら状ではありますが、)
すこし狭いスクリーンではありましたが、
既に公開から何周か過ぎているのにこんなに詰まっているなんて
あり得ません。
前から3列目はちょっと前すぎるかな。
とか思いながらチケット買い、ポップコーンを仕込みます。
そして席に着いたら、更に信じられないことに、
2列目に一人、3列目に2組のお客さんがおりました。
某シネコンの映画ランキングでは2週連続1位となっているのですが、
今週も上位間違い無いように思いました。
ユニバーサル映画100周年&グリム童話200周年記念!
「白雪姫」をベースにした驚異のアクション・アドベンチャー
超大作・・
(ユニバーサルのホームページからコピーってきました。)
こんな具合で、映画の予告編も大々的に行っていましたので、
白雪姫が原作であることや、どんな雰囲気の映画かは知っていました。
映画を見た印象は、良くも悪くも、ほぼ想像どおりの内容でした。
もちろん、面白そうだ。と想像して、ほぼ想像通りなわけです。
なかなか凝ってますし、お金がかかっていそうな映画です。
今回はその辺を楽しみに見たのですが、その点は期待通りでした。
イマイチに感じた点は、ストーリが、やや単調に感じた点です。
戦争映画というか、分かりやすいアクションストーリーの
ような感じがしました。
(もちろん映画を見るときは、白雪姫のストーリーなど
すっかり忘れているのですが。。)
ストーリー的最も面白かったは、王子が毒入りリンゴを渡す
シーンで、大人な映画だなぁ〜。と感動したのですが、
すぐ後で、悪の女王が化けたものとわかり、ちょっと普通でした。
役者さんは、美女美男子そろいで、とくに(悪の)女王役の
シャーリーズ・セロンさんは、主役のクリステン・スチュワートさん
よりも綺麗に思いました。
この映画も、セロンさんが急に歳をとったり若返ったりと、
特殊メイク(おそらくCG)が凄かったと思います。
セロンさんが泥風呂に入ったり出たりするシーンがあるのですが、
不自然に胸を腕で隠さないで、ちゃんと出して欲しかったと思います。
(下品ですいません。)
余談ですが、
秋口に公開される「白雪姫と鏡の女王」という
映画では、ジュリアロバーツが女王役を演じるそうです。
http://mirrormirror.gaga.ne.jp/
こっちはコメディーっぽいです。
また、白雪姫を助けるエリック役のクリス・ヘムズワースさんが
とってもカッコ良いのですが(ワイルドで頭も小さくて筋肉ムキムキ)
歳は28歳と、映画よりも実際はお若い感じがしました。
ところで、
映画「スノーホワイト」をみた最大の感想は、
宮崎映画を実写化したようだ。というものでした。
映画の重要な舞台となる、闇の森は、ナウシカの腐海の
ようです。
特に森のシーンは「もののけ姫」っぽい雰囲気が多様されて
いて、大きな角をもっている鹿、女性だけの村、キノコや
森の妖精・・・など、そのままの世界観を感じました。
そういった概念は、もしかすると、中世ヨーロッパ的な
ものだったかも知れませんが、
宮崎駿監督がビジュアル化し、有名になってしまった
今的には、どうしてもそのような印象を持ってしまいます。
もっとも、宮崎監督作品は基本的に悪役が最後に
死んだり滅んでしまうことは無く、
大概は、何処かに行ってしまう。というエンディングです。
グリム童話の原作は、Wikiによると、
(悪の)女王は最後は火で焼けた靴を履かされ、死ぬまで
踊り続ける。というものらしいですが、
原作はさらに残酷な感じがしますね。
こんな具合で、「宮崎映画の実写版」が、私の個人的な
感想でした。
なお、
このブログを書くに当たって、「白雪姫」のストーリを
調べたのですが、案外オリジナルを忠実に再現している
のではないかと思いました。
今日のアクセス:61,649