池田貴将著「未来記憶」を読みました。池田さんの本はこちらを先に読むのがお勧めです。

池田貴将さんが気になりまして、
アマゾンで検索してみると、
前回ご紹介した「動きたくて眠れなくなる」と、
本日ご紹介する「未来記憶」の2冊の本が検索されました。

アマゾンで検索 池田貴将さんの2冊


どちらも、アンソニー・ロビンス氏直伝の
「自らを思い通りに動かす」方法が記された内容です。

考えてみますと、
「自分で自分を思い通りに動す」というのも、
へんな話ですが・・。


さて、
先日もココに書きましたとおり、
脳は”快感”と”痛み”の2種類しか
判断基準がありません。

従って、

自分の思ったことが、”快感”ならば、
自分の思い通りに体が動き、

自分の思ったことが、”痛み”ならば、
自分の思い通りに体は動きません。

「自分を思い通りに動かす」には、
どうにかして脳に”快感”を与えなければ
ならないのです。

仕事や勉強も、”痛み”と感じるうちは、
出来れば避けたいモード全開です。
もちろん、やる気は出ません。

もしも仕事や勉強で快感を得ようとするならば、
例えば、

仕事が終わったら映画に行こう。
・・とか、

勉強が終わったらケーキを食べよう。
・・といった具合に、

自分に餌を与える方法が有ります。
しかしこの方法の問題は、
餌は無限に続かないことです。

理想的なのは、
勉強を頑張ればあこがれの仕事に就ける。
とか、

勉強を頑張ったら社長になれる。
といった長期的思考です。

本書の最も大切なところは、
タイトルにもなっている
「未来記憶」という思考法というか、
自分を思い通りに動かすスキルです。

これは直前で書いた、
憧れの仕事に就ける。とか社長になれる。
といったような、
長期的視点の明るい展望を指します。


ロンドンオリンピックが真っ盛りですが、
アスリートの多くは、メダルを取ることを
夢見て、何年もの間練習に励むわけです。

スポーツ選手に限らず、
勉強に、ビジネスに・・日々厳しい鍛錬を
している方は、未来の成功をビジュアル化
(即ち未来記憶)できるぐらい
頑張っているわけです。


本書によると、成功者は

「行動力」を持っているのではなく、
「行動を楽しむ力」を持っている。

と記されています。

「やりたい」という感情を作ること。
即ち感情を味方に付けることが大切です。

ディスニーランドで楽しむ未来予想があれば、
早起きは辛い行動ではなく、楽しい行動になります。


本書では「ヒーローズジャーニー(英雄の旅)」
という成功の普遍のシナリオが紹介されています。

1,主人公(私)が天命に気づく。
2,天命を全うするための旅に出る。
3.旅の苦労の中、スキルUPしどんどん強くなる。
4.メンターと出会い、武器を手にする。
  さらに強くなり、自らにうぬぼれる。
5.最強の的に出逢い、そして負ける。
6.スキルや武器ではない、真の強さが身につく。
7.最強の敵をやっつけて、天命を果たす。
8.故郷に帰り心安らぐ。
  (・・がまた旅に出る。)


先日見た映画「スパイダーマン」も同じよう
な組み立てだったのですが、笑)

このストーリは、映画やドラマだけではなく、
人生そのものだといいます。

未だ天命に気がついてない人もいるだろうし、
力が強くなって、
自惚れている人もいるかもしれません。

さて、ブログをお読みの皆さまは、
いったいどのレベルなのでしょうか?


本書は「動きたくて眠れなくなる」に比べますと
頭に入りやすく、読み物としても良いと感じました。

池田貴将さんの2冊の中では、
先にこちらを読むのがお勧めと感じます。

思い通りの人生を送りたいなら、
是非一度目を通しておきたい一冊です。



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