「3時間でわかる! ナポレオン・ヒルの巨富を築く13の条件」を読みました。
誰もがご存じ「ナポレオン・ヒル」は、
成功本/自己啓発本のジャンルでは原典であり、
一つの頂点であると思います。
そんなこともあり、
この方の名前の付く書籍を読むのは
成功本/自己啓発本を極めた、一番最後にしよう。
・・と、長いこと避けていたのですが、
「3時間で・・」というタイトルと帯にある、
「マンガで世界一解りやすく・・・」に引かれ、
つい購入してしまいました。
そして実際、約3時間かけて読み切りました。
本を読むのは遅い方では無いと思うのですが、
それでも割と飛ばして3時間でした。
ですから、内容を十分理解したとは言い難いのですが、
「ナポレオン・ヒル(以下ヒル)」のすごさは、
理解できました。
皆様ご存じの通り、
ヒルは若かりしころ新聞記者をしておりました。
1908年に取材で訪れた鋼鉄王カーネギーから、
次のような提案を受けます。
「成功哲学を体系化する仕事を20年以上続ける気持ちはあるか?
たが・・・、20年間、私は君には1セントも払わないよ
それでも、やってくれるか?」
20年間、しかも無報酬で、、に悩みながらも、
ヒルは仕事を引き受けることにしました。
カーネギーが提案してから、
ヒルが答えるまでの時間はわずか29秒だったと言います。
カーネギーは、答えるまでの時間をストップウォッチで
計っており、60秒以上かかるようだったら、
諦めようと思っていたのことです。
それから20年後に、ついにヒルは
「ナポレオン・ヒル プログラム」を出版しします。
そして29年後に、有名な「思考は現実化する」を出版します。
この本は世界で6,000万部のベストセラーと成ったそうです。
本書には、成功を実現化するための13の条件というか、
ステップ(というほうがより適切)が示されております。
例えば、
願望を持つことから、
深層心理に働きかけること、
計画や忍耐、
性衝動を目標達成の力に変えること、
精神世界まで
成功のために必要な物の考え方や、
行動の仕方が記されております。
本書の監修をしているのは、
「ナポレオン・ヒル財団」アジア/太平洋本部理事長を
している田中孝顕氏ですので、内容は間違い無いと思います。
そして、本書を読めば「ナポレオン・ヒル」のプログラムは、
相当良い物では無いかと思ってしまうこと請け合いです。
ちなみに私は、
ヒルのように、何か人から頼まれたら、
”やる”と即決で決めることが、誰でも実践出来る、
成功への行動ではないかと感じました。
(でも、なかなか出来る事ではありませんね。)
「ナポレオン・ヒル」に興味がある人、
その入門書をお探しの方には、是非お勧めしたい本です。
マンガ混じりですので、とっつき易いです。
個人的に何度でも繰り返して読みたい本ですし、
子供がいたら読ませたい一冊と感じます。
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