伊藤喜之著「馬鹿でも年収1000万円」を読み、著者である伊藤さんのガッツに感心しました。

本日ご紹介する「馬鹿でも年収1000万円」
の著者である伊藤喜之氏(以下伊藤さん)は、

ネットでお写真を拝見したことがあります。

人柄の良さそうな好青年で、
衣装と呼んでも良さそうな派手な洋服に身を
包んでいます。

ちょっと田舎風な感じがするのは、
私だけでは無いと思いますが、笑)

あえてブランド物の高級スーツを選ばず、
オーダーメイドでこしらえるあたり、
伊藤さんの綿密な作戦かもしれません。


そんな伊藤さんは、
本書のタイトルだけではなく、
表紙の肩書きにも、”バカリーマン日本代表”と
”バカ”という言葉が付いています。

どんなおバカな人が、
どんな奇策で年収1000万となる方法を
紹介してくれるのか。

大いなる期待を込めて本書を購入するのですが、
読み出すとすぐに、世の中甘い物では無いことが、
わかります。

本書は、伊藤さんがこれまで極めた
数々の成功ノウハウを6つのポイント※
にまとめて解説をしています。

※バカ6大奥義
 1,成功の糸
 2.超速行動
 3,弱点レーダー
 4,人に貯金
 5.夢は持つな
 6.逆さまの法則


本書では、この奥義を活用すべく、
更にバカ15法則、バカ16スキルとして、
各論化して解説しています。

少し悪くいえば、 
誰かの成功法則の言葉(表現)を変えただけ。
と言えなくもないのですが、

重要なことは、
伊藤さんが様々な成功法則を実践した結果
身につけていったものだということです。

特に、思い入れが強い部分は沢山の
ページを割いていますし、
逆にあっさりと終わってしまうページも
あります。

そういった濃淡があるのも、ある意味
分かりやすいと感じます。


本書では、伊藤さんの学生時代の部活動の
話からはじまり、
殆ど給料がもらえない中、それでも頑張って
働いたアルバイトの話や、
副業として始めたイベント企画の話など、
これまでの人生のストーリーと、その中で、
人生が開けた転換点が書かれています。

それらを読むと、
伊藤さんが、単なるバカとはとうてい思えず、
心に太い芯を持った、ガッツがある青年
であることが分かります。


そして”超速行動”の章などを読むと
特に感じるのですが、
伊藤さんの行動力はすさまじく、
とうてい、
凡庸なサラリーマンに及ぶものではありません。
つまり、年収1000万の道は、甘いもので
無いことが分かります。

伊藤さんは、私よりも一回り以上も
若いのですが、
大いに見習う点が多いと感じた一冊でした。


お金持ちになること、
学歴や知性はあまり相関関係が無い。
等とも云われます。

この本を読んで伊藤さんのすごさと、
大いなる行動力を身につけて、
私たちも沢山給料を頂けるようになりたいものです。

行動力を付けたい人には、特にお勧めの一冊です。




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