中川純一郎著「ウェブで儲ける人と、損する人の法則」を読みました。

最近、
割とまめにブログを書いている”つもり”ですが、
それでも、今月は20日ほどの更新に過ぎません。

8月は夏休みがあって遊んでしまった。
・・という事情は無きにしもあらずですが、
歯抜けになっているブログのカレンダーをみるにつけ、
イマイチな感じはぬぐえません。汗)

それでも、
月に数件しか更新しなかったときに比べれば、
アクセス数※は確実に上昇しています。
(Page Viewと呼び、PVと略します。)

あとは、もっともっと文章が上手くなり、
面白い話が書けるようになれば、
アクセス数も増える”はず”です。きっと・・。)


そんな訳で本日は、中川純一郎さん著

「ウェブで儲ける人と、損する人の法則」

をご紹介します。

私も人の子ですので、
”儲ける”という言葉には、つい・・、
敏感になってしまいます。

ブログで儲けるつもりは、更々ありませんが、
一方儲かるならば、それは大変に嬉しいことと
思います。


しかし、本書では厳しい現実が記されています。

広告収入を得るための、アフィリエイト用の
Webサイトやブログを作り、
ある程度の利益が出るようにするためには、
一日3時間程度の労力を、8ヶ月ほど継続的に
行わないと行けないそうです。

具体的にな金額は示されていませんが、
何十万とか、百万とかいう数字ではなく、
きっと数万円位と思うのです。
(本書では金額までは触れられていません)

思うに、、
時給千円として一日3時間、ひと月30日働けば
9万程の現金収入が得られることを考えると、
自宅で出来るとはいえ、かなりの労力です。

しかも、ある程度儲けが出るようになるまでは、
無償の期間が続くわけです。


本書によると、
日本で、アフェリエイトをしている人は30万人
いるが実際に儲けている人は千人程度といい、
普通の人が片手間で頑張っても、
月に1,500円程度の収入しか得られない。
と、かなり暗い現実が記されています。

この記述の部分が本書のタイトルと、
最も合致していそうな箇所で、
それ以外の多くは著者自ら運営しているサイト※を元に、
アクセス数をどのようにして増やすか。
といった内容に多くのページが割かれています。

※著者の中川氏は、ニュースサイトを立ち上げています。

広告から多くの収入を得るプロにとって、
アクセス数を増やすことは即ち、ウェブで儲ける。
という事に繋がる訳ですが、

そこに書かれている内容は、
我々一般人が適用するレベルを超えていて、

ネットといえども、
TVや芸能人の影響が絶大であるという悲しい現実や、
先に始めた人が優位という、
先行者優位の法則が語られています。

なお、最もアクセス数が増加するのは、
Yahooニュースということで、

ここからリンクが張られると、
著者のサイトでは、通常多いときのPVが
20万というオーダーに対して、130万もの
PVになるようです。

テレビの視聴率と同じように、ネットの世界では
PVが大切ですので、著者もYahooニュースなど
話題になりそうな記事を発信できるように
努めているという話が、生々しく記されています。


本書はウェブでお金儲けをする参考書と言うよりも、
ネットの裏側で繰り広げられる、アクセス数増加の
ドラマが垣間見ることのできる読み物です。

業界の方にとっては、普通の話だと思うのですが、
これから、このネットの業界を目指す若者など、
一歩踏み込んでみたい方向けの書籍と感じました。




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