ひすいこうたろう/柴田エリー著「心が折れそうなとき キミを救う言葉」をよみました。

本日ご紹介する、ひすいこうたろうさん/柴田エリーさん著の

「心が折れそうなとき キミを救う言葉」

は、アマゾンの書籍カテゴリー「名言・格言」で、
第1位となっています。(本日時点)

アマゾン「名言・格言」ランキング

著名な人物の「名言・格言」関連の本は良く読むのですが、
今回は、ランキングと云うよりも、

タイトルの「心が折れそうなとき・・」
に引かれて購入しました。

サラリーマンをしておりますと、
どうしても、イヤなことは沢山あります。
時には、心が折れそうにもなります。

そんなとき、どんな言葉を読めば、
救われるのだろう。

そんな気持ちで本書を読みます。


本書の構成は、
エジソンを始め、マドンナや、マザーテレサ
黒澤明ガンジー夏目漱石・・・etc.

古今東西を問わず、
様々な人物を取り上げ、
最初にその人物にまつわるセリフを紹介します。

続く本文では、人物の辛く厳しい過去と、
ターニングポイントとなった出来事を紹介し、
最後に「復活のルール」という言葉で締めます。


タイトルの「キミを救う言葉」は、
明示的には書かれていないのですが、
冒頭のセリフであることには間違い無いでしょう。

この「キミを救う言葉」を少し紹介すると、

「物事は、常に成し遂げるまで
 不可能なようにみえるものだ。」
 ネルソン・マンデラ

「私には女房と飛行機、両方に費やす時間はない。」
 ライト兄弟(の兄)

「あなたが転んでしまったことには関心は無い。
 そこから立ち上がることに関心があるのだ。」
 リンカーン

こんな感じです。


マドンナが、所持金35ドルで深夜バスに乗って
ニューヨークに降り立った話や、
オードリーヘップバーンが、
ピストルを突きつけられながら戦火をくぐり抜けた
話などが、心に残りました。


知っている話、知らない話、
知っている人、知らない人・・

沢山の人が紹介されるのですが、

どの話も、困難を乗り越えた偉人のストーリです。


いわゆる”伝記本”の一番良い部分をまとめたような
内容です。

しかし内容というか密度が濃すぎて、
私は読みながら、時に気分が重い気持ちになりました。

そして、本当に心が折れそうな人には、
逆効果ではないかと感じました。

ですから、本当に心が折れそうな人よりも、
少し心に余裕のある人が、

「もっと頑張ろう」

という気持ちを得るために読んで欲しい
今日の一冊と感です。


追伸)
昨日ご紹介した、高倉健さんは、
今までこんなヘタな役者見たことが無い。といわれ、
そこから頑張って演技力を磨き、現在に至るそうです。



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