「ライフログの技術」はブログなどを活用している方には参考になる一冊と感じます。
毎日1冊づつ本を読む。
このように決めてから約2ヶ月経ちました。
文字数の多い本も沢山ありますので、
必ずしも毎日1冊読破している訳ではありませんが、
以前から、
本を読んだらブログに書く。
というルールがありまして、
毎日1冊読むという目標は、
いつしか、毎日ブログを更新する。
へと変わりました。
それでも、
今のところ月に20日程度の更新なので、
必ずしも毎日更新しているわけでは
ありませんが、汗)
元々日記を付ける習慣もない私にとって、
このように、何かの記録をマメに付けて
いること自体、驚きの事象です。
我ながら関心するのですが、
どうして続けられるかというと、
ブログのアクセス数が少しずつ増えることや、
自分の中で”何か”が変わりつつあることです。
後者をうまく説明する事ができないのですが、
自分の頭の中で、
”何か”少しずつ変化が起きている気がします。
それが興味深く、現在ブログを書く一番の
推進力と成っています。
さて、本日ご紹介するのは、
ライフログの技術
自分の仕事と趣味を丸ごと整理・保存する!
です。
最も一般的なライフログは、
一日の食事を記録したり、
私と同じように読書や映画を記録したり、
毎日写真を撮影した記録をすることです。
一時流行ったレコーディングダイエットを
ネットで公開しながら行うのもその一つですが、
↑ご参考 アマゾンにリンクします。
本書でもダイエットの話が登場するのですが、
個人の体重をネットに公開するのは、
賛否両論ありそうです。
自分のプライベートをネットに公開するのは、
どんなもんか?
といった話よりはむしろ
アイドルや有名人ならさておき、
殆どの人は、知らない他人のプライベートに
興味を持たないので、公開するのは意味がない。
といったドライな意味合いで、
そんなものか。と半分関心します。
本書の内容は、大きく2つの構成となっており、
前半は、ネットの世界の先駆者である、
勝間勝代さん、ちきりんさん、・・・などが
ライフログの活用を、インタビュー形式で
語ったものが纏められています。
後半は、主にモバイル系で用いられる
ライフログ関連の便利ツールの紹介です。
心に残るのは、前半のインタビュー記事ですが、
2〜3ご紹介すると、
■勝間勝代さん
体重計の誤差を防止するため、
2つの体重計を使っている話は驚きですが、
うち1台はWi-Fiでネットに繋がる体重計にしている
そうです。
先に書いた、他人の体重には興味がないだろう。
という考えで、ネットには公開していないそうです。
また、人間は20秒以上要することは続かない。
という研究結果をもとに、幾つかの端末を、
至る所に設置して利用している話など、
実に勝間さんらしいと思いました。
ちなみに私の自宅は2部屋しかありませんが、
パソコンは2台使用しています。
ですから、この20秒の意見には賛成です。
■佐々木正語さん
ライフログどころか、エクセルを用いて、
一日のほぼ全ての予定を行動管理している
様子は圧巻です。
面倒と思うことのようでも、3日もやれば、
その人の行動パターンが見えてくると云います。
これは、凄いと思いました。
■中川純一郎さん
先日著書である「ウェブで儲ける人と・・」を
ご紹介しましたが、http://hatena.gwbg.ws/ffbb
同じように、先行者優位の話や、Webでも
美人が優位という話が書かれていました。
そのほか、○×に行ってきました。
などと、自慢話になっていないか、
死んでもネット上の記録が残ってしまうことは、
本人が望むことなのか、望まないことなのか、
そういったややネガティブな指摘もあり、
考えさせられます。
etc.
いずれにせよ、
この国では文字を書ける人が多い。
ということもあってか、
ブログ(ネット)を書く人の方が、
読む人よりも多い等と云われます。
ライフログはその目的からして、
人に見せると云うより、
自らの向上のために、活用するのが
正しいやり方ではないかと思います。
そういったことを考えさせられる上でも、
とても参考になる一冊です。
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