黒岩貴著「いつも幸せな人の心のルール」を読みました。「成功も幸せも、○○と思いました。」

成功に関するセミナーに行ったことがありまして、
講師の先生は、次のようなことを言っていました。

 「成功とは○○である」

お金を払って午後の半日を渋谷で潰し、
得られたことが、

 「成功とは○○である」

でした。
すこし、呆気にとられました。

○○には何が入ると思いますか?


実は、本日ご紹介する書籍、
「いつも幸せな人の心のルール」にも
○○と似たような事が書かれておりまして、

本書を紹介するに当たって、
○○の話を思い出しました。


○○の答えは、「気分」でした。

つまり、

 「成功とは気分である」

そんな話でした。


「気分」ってどうゆうこと?

と、私は戸惑いました。


つまり、こうゆうことです。

同じ境遇で同じ景色をみても、
人によっては感じ方がまちまちです。

 ある人は、幸せと感じたり、
 ある人は、成功と感じたり、

また

 ある人は、失敗と感じたり、
 ある人は、人生最大のピンチ

と感じたりします。

子供の頃、財布に1万円があれば
お金持ちの気分でしたが、
今は違います。

コップに水が半分入っている様子をみて、

 まだ半分ある。と考えるのか、
 半分しかない。と考えるかで、

幸せを感じる度合い、
つまり、気分は違ってきます。

成功失敗、幸不幸は、
このように、気持ちの持ちようつまり、
「気分」によって違ってくるのです。


本書では、心理学や前世といった話が
多数登場する、スピリチュアル系の書籍です。

100万回生きたねこ」を題材に、

100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))

↑アマゾンのリンクです。※私も買って読みました。

人は何度も生まれ変わり、
精神面の修行をするために、
地上に生命を得る。

そのような輪廻思想的な考え方をベースに、
精神面や人間性(つまり「気分」)の
向上を諭す内容となっています。

赤ちゃんの時でさえ、
おっぱいを与えるだけで機嫌がよくなる
赤ちゃんもいれば、
おっぱいが出ないと怒る赤ちゃんもいる。
と生まれながらの人間の違いを紹介します。

たとえ、怒る赤ちゃんからでも、
「ありがとう」
といえる人物になることが大切です。

0点でも、100点でもどちらでも良いじゃないか。
このように現状を受け入れ、もっと今を好きになろう。
という物の考え方が大切です。

また、
世の中には、正義と信じて、
911を引き起こす人達もいる。
このような人達にとって究極の正義は戦争である。

戦争を防ぐには、様々な考え方があることを知り
お互い認め合うことだ。
ダイバーシティーの考え方を説きます。


心の持ちようの大切さに関しては、
齋藤一人さんをはじめとする、
書籍にも書かれています。

まるで、お坊さんの修行のようですが、
我々も、日々精進していかねばなりません。


本書は簡単に読める分量ということもあり、
私は2度読みました。

一度目は、スピリチュアルな内容に
少し違和感を覚えましたが、

本ブログを書く前に読んだ2回目は、
(素速く読んだこともありますが、)
一般的な世の中にある、
自己啓発本/成功本のように思えました。

他の自己啓発本と同じぐらいのポイントを
紹介しながらも、全体的に文章が少ないので、
他の類似本から、余計な話をざっくり
カットしたような書籍です。


スピリチュアル系の話が苦手な方には、
ナポレオン・ヒル」等の別の本に
類似の内容がありますので、
そちらをお勧めしたいと思います。




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