クリス岡崎著「億万長者専門学校」は他のお金持ち本とは少し違った良さがあります。

あるビジネス系のセミナーで聞いてきたのですが、
モテる男の三大要素として、

 1、ルックス
 2、お金持ち
 3、トーク

があるそうです。

モテモテのカッコ良い芸能人をみると、
ルックスが一番大切かと思い込みがちですが、

ところがです!
(一般的に)女性は男性ほどルックスを
気にしない※らしいのです。

※一説によると、
 太古の昔、男性は顔中ヒゲもじゃで、
 どんな顔か判断出来なかったから。
 という説もあります。
 もちろん、定かではありません。汗)


つまり、、
カッコ悪いからモテない。
というよりも、(これは、いいわけで、)

お金が無いからモテない。
・・が正解に近いのです。


このセミナーでは、
頑張って勉強して&仕事で成功し、
沢山お金を稼いで、モテモテになりましょう!

・・と、こんな話だったのでした。


私に限らず、
・・モテない男に限らず、

あらゆる人達にとって、
お金持ちになると云うのは、
永遠のテーマです。

私もこれまでに何冊もの、
お金持ちになる系の本(お金持ち本)を
読んできました。

中でも最も記憶に残っているのが
ロバート・キヨサキさん著のあの名作。

「金持ちと父さん・貧乏父さん」です。

読んだ本の内容は殆ど忘れてしまうのですが、
この本は覚えています。

この本の中で最も心に残ったことは、
サラリーマンをやっていては、
(基本的に)
金持ちには成れないということです。

私も20年弱のサラリーマン生活をしていますが、
全くその通りだと思います。

年収が上がった分だけ、
色々なものが天引きしていきます。

やはり、「金持ち父さん」に書いてあるとおり、
サラリーマンではお金持ちに成れないのでしょう。


さて、本日ご紹介するのは、
クリス岡崎さん著の

「億万長者専門学校」です。

黒い背景に金色で
「億万長者専門学校」の文字が印刷されています。

帯には、アンソニー・ロビンズさんや、
ロバート・キヨサキさん直伝、の文字が書かれています。

そして、

「億万長者(に成るための)7つのルール」と、
「必ず一億円を手に入れる方法公開」

と書かれております。

読んでみると、
他の「お金持ち本」とは少し違った印象がありました。

そして、
出版は2008年7月ですから5年も前の話なのですが、
こんな凄い本を今頃読んでいるとは、
・・・と悔やまれます。

本書は、お金持ちに成る為の重要な項目に絞って、
その大切さが記述されております。

本の前半には、

 ・成りたい気持ち、理由(BIG WHY)が必要だ。
 ・大変なことこそやってみる。
 ・気持ちの持ちようが大切。

・・といったことが書かれております。
いくつかの項目は何処にでも書かれている内容です。

しかし、
他書が単に技術的なことを記述している点に対し、
クリス岡崎さんは、人間は感情(メンタル)で動く。
という”気持ちの大切さ”を説いています。

そこで、

 ・出来ないと思ったら、やらねばならない。
 ・怖いことは、やってみる。
 ・断られたら、ますます燃える。
 ・誰もやらないことは、私がやる。
 ・etc.

など、感情に響く、
逆説的な決めセリフを唱えることが大切。
・・とページを割いています。


すなわち(超要約すると、)

イヤな事から逃げず、
むしろ積極的に受け止めることが
億万長者を目指すに人間の行動基準にふさわしい。
と云うことだと感じます。

後半で心に残ったのは、
成功には4つのタイプがあるという話で、

1、アクション(A)
2,プランニング(P)
3,コミュニケーション(C)
4,シンキング(T)

成功者はたいてい、
AT,AC もしくは、PT,PCに分類されるそうです。


また、次の8つの成功分野、

起業家、人気者、経営者、交渉人、
投資家、蓄財家、地主、開発者

の話も興味深いです。

特に、交渉人などは、自己資金が無くても、
ビジネスを作れるのですが、
他の本ではあまり書かれていないので、
関心を持ちました。

なお「金持ち父さん」では、お金持ちとして
人気者や交渉人、開発者といったカテゴリーは
無かったように記憶しています。


最後のまとめとして、
お金持ちに成る為には、

日銭を稼ぐ考え方から、
長期思考で富を築くかを考えることが大切である。
と記されています。

お金持ちになるためには、毎月のお給料やボーナス
の上下を考えるのではなく、
数年後〜10年後の収入UPを考えて行動することが大切なのです。

つまり長期戦に備えた我慢ができないと、
億万長者には成れないのです。

そんな事が書かれている内容でした。


本書は、一部マンガ入りだったりするので、
文字数を求める方には、不足かもしれません。

しかし、ちょっと他と違う発想も得られる本と思います。
お金持ちを目指す人は、本書のようなメンタル系の本も
読んだ方がよいのではないかと感じました。


お金持ちになりたい本当の理由は、
豪邸を構えたり、スポーツ−カーに乗り回したり、
美女を得ることではありません。

お金持ちになれば、日々の生活費の心配をせずに、
本当に自分のやりたい仕事を行うことができるのです。
だから、お金持ちになったほうが良いのです。

お金持ちになって、楽をして沢山好き物を買おう。
みなちな、発想から正していかないと、
真のお金持ちには成れないのかもしれません。


お金持ちを目指す方はには、かなりお勧めの一冊です。



★★★ ツィッターやってます! ★★★

   https://twitter.com/h6takahashi


今日のアクセス:89,371