斎藤一人著「幸福力 しあわせりょく」は人生の基本となる思考が詰まっています。繰り返し読みたいです。
いつ・どこで知ったのか記憶に無く、
もちろん、お会いした事もありません。
本でしかその人柄を判断することが出来ないのですが、
斎藤一人さんというかたは、
本当に素晴らしい方と思います！
（いつかは、お会いしたいです。）
本日は、
その斎藤一人さんの本を紹介します。
斎藤一人さんの著書をお読みになった方は、
どんな内容が書かれているか、
だいたい想像が付くと思います。
何がおきても、
「ツイてる」
の方ですね。
この発送の裏側には、
欧米流のポジティブシンキングというよりも、
東洋的というか日本的というか、
仏教的な輪廻転生の思想が根幹にあるように感じます。
どんなに悪いことが起きても乗り越えられる。
そして乗り越えた先には人間の成長がある。
そんな考え方です。
ある人が次のような事を云っていました。
「人が尊敬するのは、
成功している人ではなく、成長している人だ」
世の中に成功者と呼ばれる人は沢山います。
しかし、端で見ている人は、
苦労しながら成功に至った道のりを知ることができません。
得てして、妬みの対象になってしまうこともあります。
一方、成長している人というは、
現在進行形ですから、
周りの人がその苦労の仮定と進化の道のりを
感じる事ができます。
一番大切なことは、自分が成長を感じる事です。
植物が成長が終わったら死んでしまうように、
およそ生き物は、成長するか、死に至るか。
この二つしか道がありません。
斎藤一人さんの考え方は、
人間は、
人それぞれ、様々なレベルはありますが、
神様を目指して成長するための生き物である。
というものです。
やはり私たちは、死ぬ直前まで、
死に至る道ではなく、
成長への道を目指したい物です。
・・・という訳で、
前置きが長くなりましたが、
本日は、斎藤一人さん著の
「幸福力 しあわせりょく」
をご紹介します。
（詳しくは分からないのですが、）
本書は、斎藤一人さんの書き下ろしではなく、
雑誌や講演の模様を組み合わせて構成された本です。
全体的に「ツイてる」話は少ないのですが、
その代わり、様々な話題（つまり世間の悩み）に
答える形になっており、
斎藤一人さんの、考え方を幅広く俯瞰ながら
読む本としては良本と思います。
出版は2010年で月刊誌「ゆびほか」ならびに、
ムックシリーズ「ゆびほかGOLD幸せなお金持ちになる本」
に掲載の斎藤一人さん特集を加筆・修正したもの
とのことです。
本書では冒頭に、
「天国言葉」と「地獄言葉」の話があります。
「天国言葉」とは、
ついている、
うれしい、楽しい、
感謝しています、しあわせ、
・・
などの言葉で、
「地獄言葉」とは、
ついていない、
不平不満、愚痴、泣き言悪口、文句
・・
などです。
人間は困難に必ず出逢います。
その時に、困難に乗り越えられる人と、
くじける人がいるのですが、
地獄言葉を使う人の多くは、
体よりも先に、心がくじけ、
そのため困難に乗り越えらません。
困難を乗り越える人は、
神様がついている。
ご先祖様がついている。
友達がついている。
・・・
と感じます。
外から見えれば、根拠レスな感じもしますが、
心がくじけなければ、
困難を乗り越えるために、
沢山の工夫や周りの助けを得ることができます。
人が生きていく上では、
そういって点が大事なんだと思います。
本書では、ココで紹介しきれないぐらい
沢山の事が書かれています。
沢山紹介したいのですが、一つだけ
ご紹介します。
本の読み方に関する物です。
斎藤一人さんは若い頃、
月に50冊位本を読んでいたそうです。
特に良いと思った本は、何度も繰り返し読んで、
多い本は1,000回位読み直したそうです。
本を読んで、良いな。すごいな。
と思っている内は不十分で、
二度三度・・・と繰り返し読んでいく内に、
こんなの当たり前だよ。
と思うようになるそうです。
だいたい7回位読まないと本は身につかない。
というのが斎藤一人さんの考え方です。
この話は、他の本にも書かれていましたが、
私も全く同感に思いました。
だいたい一回読んだぐらいでは、
直ぐに忘れてしまうので、
こういったブログを書いているわけですから・・。汗）
という訳で、
何度でも繰り返し読もう！
と心に誓った本日の一冊でした。
追伸）
斎藤一人さんの本は、
文字数が少なく日本語も簡単で、
どんな方でも読みやすく編集されています。
その反面として、本の虫のような方には、
ちょっと・・という印象があるかもしれません。
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