中谷彰宏著「変える力。」を読み、究極の「変える力」は全てを捨てることと気付きました。
人生の目的の一つは、
成功することだと思います。
昨日紹介した本の続きを書くと、
男は成功してお金持ちになり、
美人を連れて歩きたい。
この為に頑張って仕事をするわけです。
このように文字にしてみると
品も何もありませんが、
しかしそれが心理（真理）なのです。
その心理（学）がどうして、
世界中で共通かというと、
どうやら白人も黒人も・・・、
日本人もアメリカ人も無かった時代に
刻まれた脳の記憶を対象としているから
なのだそうです。
つまり私たちの心は、
お猿さんから少し進化した位から、
殆ど変わっていないということです。
お猿さんが美人を判断するのか疑問ですが、
成功（猿の場合ボスざるになる？）して、
沢山の女性をGetしたい気持ちは共通のようです。
・・という訳で、本日は中谷彰宏さん著の
「変える力。 (人生をプラス方向に180度変える59の法則) 」
をご紹介します。
私たちはお猿さんだった時代から、
何万年もかけて進化してきました。
しかし、日々の生活ではどうでしょう？
ダラダラして太ったり、
お酒を飲み過ぎて、体をこわしたり・・
悪い方向に変わっていくのは容易ですが、
自発的に何かを良い方向に変えていくのは、
とても難しいと感じます。
物の本にも書いているのですが、
もしも一日1つでも良いことに変えていけば、
3年で1000個も良い自分になっています。
1000個も良くなれば、
別人のように素晴らしい人になれそうですが、
有る年代を過ぎると、人間なかなか変われません。
単に歳を取り、1000本髪が抜けただけ、
・・みたいな状態になってしまいます。
こうして考えると自分を
「変える」ことは、
とても重要なテーマと感じます。
そして「変える」ことの
原動力となるのが「変える力」ですが、
いったいどうしたらその力が身につくのでしょう？
本書には、
大切な事はいくつも書かれています。
例えば、
・自分の性格を言い訳にしない。
・見たくない物にも目を向ける。
・無意識の選択基準を変える。
・転がってきた偶然に真剣に取り組む。
・・・etc.
などです。
私の知り合いは、昼食を取る際、
以前の自分だったら絶対に選ばない
メニューを選ぶことにしました。
ほんの些細なことですが、
それでも、少しは人生が変わるという訳です。
また有る人は、
一日一回は、一番大好きメニューを食べる。
という人もいます。
何となくメニューを選ぶのではなく、
”一番大好きな”メニューを選ぶのは、
結構骨が折れるそうです。
仕事では、
偶然やってきた仕事が楽しくて、
新しい自分を発見したり、
周りの評価が変わったりすることがあります。
キャリア育成の本に書かれていたのですが、
多くのキャリアは、自分の好きな仕事ではなく、
偶然舞い込んできた仕事やポジションによって
得られるそうです。
ですから、通常の仕事以外で、
偶然にやってきた仕事こそ、
真剣に頑張らねばなりません。
・あっさり、しつこく、短時間多頻度
・人は、能力ではなく、意思でヒーローになる
・能力を人の為に磨く
・・etc.
本書はこのように耳の痛い話が、
これでもか！
と云うぐらい、詰まっています。
例えば、
・毎日に赤線をいれる。
などは、自分を「変える力」として、
究極の一言だと思います。
「変える力。」は本当に良い本だと思います。
中で個人的に心に残った内容は、
「捨てる」という話です。
主催するセミナーにて、
受講者に大切な物を3つ挙げてください。
とテーマを出しました。
参加者は、
お金、家族、愛人など好きなことを挙げてます。
その後で一つずつ消してもらい、
最後は全部消してもらったそうです。
参加者からは「エッー」と声が出ました。
そこで本書に示されるのは、
頑張っても欲しい物が手に入らないことで、
もっと新しい物を手に入れることができる。
という人生の秘密です。
を紹介したのです。
手塚治虫さんはお医者さんを目指し、
黒澤明さんは画家を目指していました。
成功への変化を遂げるために、
最強の「変える力」となるのは、
一番大切なことは、全てを捨てて空っぽになること。
これが本書の究極の教えでは
ないかと感じました。
ただ、・・今の私にはちょっとできそうにありません。汗）
という訳で繰り返しになりますが、
「変える力。」はとても良い本だと思います。
10回位読み直したい良書だと感じた、
今日の一冊です。
毎日同じ事の繰り返し。
そんな事を嘆いている方には必読ですよ。
★★★ ツィッターやってます！ ★★★
https://twitter.com/h6takahashi
今日のアクセス：107,789
