福島正伸著「1日1分 元気になる法則」を読み、困難はチャンスと思う姿勢が大事と感じました。

連休の中日ですが
いかがお過ごしでしょうか?
私は週末の勉強会に参加してきました。

連休の中日のためか、
いつもより勉強会の参加者が少なく、
その分多くの課題に当たりました。

そして何時ものように、
上手く答えが出せず、
凹んで帰ってきました。

課題が上手く出来ないのは
毎度のことですが、

それでも懲りずに参加するのは、
勉強と云うよりも、

仲間から元気をもらう為に
参加している気がします。

本当は毎日元気をもらいたいのですが。汗)


という訳で本日は福島正伸さん著の

「1日1分 元気になる法則」

をご紹介します。

福島正伸さん(以下福島さん)は、
10年以上に渡り、1日6名の方に、
励ましのハガキを送っているそうです。

(残念ながらどんなハガキを送っているのか?
本書からは絵的なイメージがわきません。)

最初は、
お世話になった人を励ますためには、
自分に出来る事はなんだろう。
・・と考えた事がきっかけだったそうです。

そして励ましのハガキを書くことを思いついた
訳ですが、
書き始めてすぐに困ったことが生じました。

それは、書くネタというか言葉が見あたらない。
ということでした。

確かに、
人を励ましたり感動させる言葉が、
泉のように沸いてくるはずはありません。

そのあと沢山の時間をかけて、
一日中言葉を探す日々が続きました。
<中略>
そうした事を続けているうちに、
誰かを励ますつもりのハガキは、
じつは、福島さん自信を、
応援していることに気付きました。

誰かを応援することは、
実は、
誰かに応援されることなのです。

つまり、
福島さん自身にとっての「元気になる法則」は、
ハガキを書き誰かを応援することなのです。


本書はこのようにして生まれた
言葉を集めて一冊の本にまとめた物です。

実は購入に当たっては、
1日1分・・と云うタイトルから、

日めくりカレンダーのように365個の
元気になるノウハウが紹介されるかと
想像しましたが、ちょっと違っていて、

1日1分考えてみよう。

といった内容の本でした。


本書では途中でいくつかの詩が紹介されます。
どれも心を打つのですが、特に

 私は、「失敗」です 
 私は、あきらめる人が大好きです
 でも、あきらめない人は大嫌いです
 <略>

の詩が好きです。

また、

 壁があって進めない
 という人がいるのであれば
 その壁を見せてください
 <略>

この詩も面白いです。

”壁”に関しては、
最近も何度かブログで書きましたが、

 壁が有る人は見せてください

と云う表現は新しいと思いました。

ちなみにこの詩は、

(壁があって)ワクワクしますね!

と続きます。

こういった前向きな発想こそが、
「1日1分元気になる法則」
と思います。


一方、本書に書かれている言葉は、

 ・出逢いとは運では無く努力である
 ・最強の能力とは、諦めないこと
 ・結果がどうであれ、全力で生きる
 ・二度と会えないと思って、相手の話を聞く
 ・未来は、今日作られる
 ・どれだけ人に影響を与えたかが、
  その人の生きた価値である

など、

成功本/自己啓発本に書かれている内容を
大きく越えていない印象はあります。

確かにこういった本は、
目次にまとめられるようなセンテンスを、
並べると他の本と同じ事なるかもしれません。

でも読むべき所は、
一言のノウハウではなく個々に紹介される
ストーリーやエピソードだと思います。

本書で私が特に良いとおもったのは、
詩の部分です。

これを読むだけでも、本書を購入した
価値があると思います。


本書を読んで感じるのは、
月並みですが、

 諦めないこと
 トラブルは何かのチャンス

そして

 夢しか実現しない

ということです。

どんなトラブルが起きても、
どうにかして元気になる。

良い人生を送るのは、コレしかない。
と感じた今日の一冊でした。



 
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