バシャール/本田健共著「未来はえらべる!」は気持ちの持ち方で未来が変化することが示されています。

今ココにいる自分は、
未来の自分が後悔しないためにある。

最近このような言葉を知り、
大いに心に響きました。

私の場合、
現在の生活には特に後悔はありませんが、

もしも未来のわたしが後悔するとすれば、
どんな事なんだろう?

と、この言葉を知ってから、

今の私の事だけではなく、
未来の私の事も少し考えるようになりました。


明日死ぬかも知れない思って行動し、
永遠に生きると思って勉強せよ。

最近紹介した本に書かれていたのですが、

未来の私が後悔しないような
今の私があるとすれば、
まさに、こういった生き方を実践する
ことではないかと思います。


・・という訳で本日は、
バシャールさんと本田健さんの共著

「未来はえらべる!」

をご紹介します。

本書はバシャール(正確にはダリル・アンカ)さん
本田健さんの対談を本にしたものです。

本田健さんは有名ですが、
バシャールさんがよく分かりません。

裏表紙の著者の説明書きによると、
本業は映画関係の方のようで、
現在はセミナー講師を中心に活躍しているようです。

本書から得られる印象では、
若干神がかったというか、新興宗教家といった感じです。
※実際は宗教家ではないと思います。


この二人が、
お金や運命や恋愛(パートナーとの出逢い)など
人生の中で大切な事について3日間に渡って話し合い、
内容をスタッフが編集してまとめたものが本書です。

テーマが多岐に及びますが、
全体を通じて読んだ感想を私なりにまとめると、

人生は生まれる前から生き方(シナリオ)
が決まっています。

ですから、
人生を左右するような重大な出来事や事故、
出逢いやちょっとした偶然もすべて
生まれる前からきまっているのです。

しかし、
心の底から(道徳的に良いこと)を考えることで、
予め決まっている筈の人生も、
より良い方向に変えていく事ができます。

なにかを行動するにあたって、

リスクはありませんし、勇気も必要ありません。
ましてやお金(資金)も不要です。

必要なのは、
「これが私の取るべき行動」
とこころから感じること、
つまり「確信」です。

・・・と、こんなイメージです。

斎藤一人さん本の内容を、
やや神がかった人とのインタビュー形式にした。
そんな感じです。


自分の身体の外にあることに目を向いてしまいがち。

歳を取ると、目に見える物や人は全て無くなっていく。
という、87歳のおばあちゃんの話を紹介しましたが、

本書でも目に見えることは、
脳が見えるように勘違いしているだけ。
だから物事のとらえ方が大切。
というバシャールの価値観が全面的に出ていて
ある意味、共通するところを感じました。


本書は、前半に書かれていることは、
割と普通で分かりやすくどんどん読み進めましたが、
後半は読みながら、意味が分からず頭にも入りにくく
なってくる印象がありました。

タイトルは簡単ですが、
内容は本田健さんのコアなファンの方向けの内容では
無いかと感じた今日の一冊です。


 
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