松永修岳著「運の管理学」を読んで、運気の向上は、脳が心地よい環境作りが大切と感じました。

「あたなは、運が良いと思いますか」

・・と聞かれたらどう答えますか?

私は運は良い方だと思っているので、
迷わずに、

「私は運は良い方です」

・・と答えます。

ところが!
物の本によると、
運が良いとか悪いと思うのは、

”単なる気のせい!” なのだそうです。

つまり、
偶然に起きる出来事の善し悪しは、
単なる確率の問題であり、
良いときもあれば悪いときもあり、
その割合は半々なのですが、

運の良いと云う人は、良いことに意識が集まり記憶する。
運が悪いと云う人は、悪いことに意識が集まる記憶する。

記憶に残る割合の大きさ対して、
運が良いとか、悪いと考えている。
そのような説です。


しかし先日ご紹介した、本田健さん
「未来は選べる!」には、
1日に5回事故にあった人の話が載っていました。

どんだけ運が悪い人なんだろうと、
私は思ってしまいますが、

やはり運の良い人、悪い人というのは、
確かに存在するような気がします。


・・という訳で本日は、松永修岳さん著

「運の管理学」

をご紹介します。


著者の松永修岳さんは、
風水や四柱推命など東洋の占いの専門家です。

ほかにも哲学、脳科学、心理学等にも明るく、
沢山の経営者や、スポーツ選手の指導をしています。


そんな松永修岳さんは若い頃から、
運に関して研究してきました。

確かに運の良い人、悪い人は存在するように
感じたのです。

その結果、
理屈も感じられず、
なんとなく曖昧な運というものは、
管理できるものであるという、

「ラックマネージメント」

という考えに至りました。

つまり、ある方法を学び実践すれば
常に運が良い状態をキープできるのです。

そして、本書にはその方法が
幾つか紹介されています。

少し内容をご紹介しますが、
そのまえにひとつ注意点があります。
本書は風水の本ということです。

ですから、
風水の考え方がうさんくさいとか、
ちょっと・・
・・と思われる方は、
本書は合わないかもしれません。


私はほんの少しだけ、
風水の勉強をしたことがあります。

風水は主に住居を整えることで、
運気を上げる。という考え方ですが、

なぜ風水の勉強をしたかというと、
風水は理屈に叶っている点が沢山あると
感じたからです。

例えば風水では、
平地は平凡な生活を意味し、
起伏のある土地は活気の生活を意味します。

例えば、渋谷という街を想像してみると、
分かりやすいのですが、
すり鉢状の底に渋谷駅があります。

周りは坂ばかりですが、
沢山の若者が集まって
とても活気のある街です。

同じように、
横浜や神戸など人気のある街も、
海と山が隣り合わせにあり坂が多いことが
特徴です。

必ずしも起伏のある土地全てに当てはまる
訳ではありませんが、
風水を学んでいると、こういった偶然(必然?)は
少なくありません。


本書には、この風水的な観点から運を良くする
方法がいくつか紹介されています。

中でも大切なことは、部屋を綺麗にすることです。

物を30%減らす。
そして、極力生活感を無くし、
部屋をリゾートホテルのようにする。

快適な住環境は脳に良い刺激をあたえ、
その結果運が良くなるのです。

日常生活が心地よくなることで、
私は運が悪いといった、マイナス感情が少なくなる
なるだけの話かも知れませんが、

結局のところ、
人の幸せ(感)は心の中にあり、
考え方によって大きく左右される訳です。

ですから、
こういった考え方も馬鹿にならないと感じます。


他にも、
運が良くなるには、
運の良い人とだけ付き合う。
といった考え方も示されています。

年収の3倍の人と付き合いなさい。
といった内容にもありますが、
風水に関係なく人は周りの人から受ける
影響が特に大きいのです。

その過程において、
付き合いを止める人も出てくるわけですが、
残念ながら仕方ないことと云います。


本書を読んで改めて感じるのは、
成功本の内容と風水の内容は類似点が多い。
ということです。

どっちが先か、どっちが後かという議論も
あるかと思いますが、

どちらにしても、人生を向上する上で、
大切な考え方が示されると感じました。



 
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