竹内正浩著「おっとりした人が最後に勝つ成功法則」を読みました。

今日は竹内正浩さん著

 「おっとりした人が最後に勝つ成功法則」
 ―30代で年収3000万円を実現した300人に聞いてわかった!
 「ガツガツ」しないで稼ぐ秘訣―

をご紹介します。

著者の竹内正浩さんは、最近紹介した、

「30代で年収3000万円を実現した・・」本の著者です。
http://d.hatena.ne.jp/h6takahashi/20130108/1357668922


その時もご紹介しましたが、
執筆にあたり300人もの成功者にインタビューした様子に、
内容の信憑性を感じました。

文体は若者の書いた、
あっさりした印象を持ちましたが、
もうすこし著者の関連本を読んでみたいと思い
本書を購入しました。

内容は前作の続編ですが、
タイトルからも分かるとおり読み手のターゲットを

「おっとりした人」

に絞っています。


成功者というと、
押しが強く、ガンガン・ガツガツ系
のイメージが強いのですが、

多くの日本人は協調性を重視し、
どちらかと云えば、控えめな性格です。

ですから、
ガンガン・ガツガツ系の人はむしろ少数派で、
「おっとりした人」が主流と思います。


著者の竹内正浩さんに云わせれば、
他のビジネス書で紹介される多くの事例は、
ガンガン・ガツガツ系の人を対象としており、

おっとりした人が参考にしようにも、
性格(内容)が合わないので、

読んでは見るものの、
実践されず、(実践できず)
成功にたどり着けない。

このように感じたことが、
本書を書くきっかけになったそうです。


しかし実際のところ、

「おっとりした人が最後に勝つ成功法則」

というタイトルでありながら、
おっとりした人が成功するのは簡単ではありません。

なぜならば、「おっとりした人」のもつ
真面目とか優しさは、
即ちお金儲けに結びつかないからです。

それでも、
「おっとりした人」の中に成功者は存在します。
それは成功者には様々なタイプの人がいるからです。

実際にインタビューをした成功者300人のうち、
約100名は「おっとりとした人」でした。

本書では、その人達の成功法則をまとめています。

簡単に要約すると、

 必要なのは、メモ、英語、ITではなく、
 経験と人脈の2つ

これが「おっとりとした人」が成功するための秘訣です。

経験や人脈は、おっとりしているかどうかはによらず、
成功に必要な気もしますが、
(それはさておき、)

成功する人は「仕事」を行う時間を、

 1.お金(お給料)
 2.経験
 3.人脈

に変換していくと云います。

つまり「仕事」をしてお給料を稼ぐだけでは不十分で、
「仕事」をすることにより、お金に加え、
「経験」と「人脈」を得ることが大切だと云います。

松永修岳さん著「一生お金に困らない人の運の習慣」にも、
動くことや人と会うことが大切と書かれていましたが、

机に座ってばかりの仕事の人や、
似たような仕事が何年も続く人は、
成功から遠ざかる。

という事と改めて感じました。


仕事は必ずしも、
お金や成功だけが重要でありませんが、

毎日毎日、
同じメンツと似たような仕事を繰り返している人は、
冷静に考えてみる必要があると感じた今日の一冊です。



 
★★★ ツィッターやってます! ★★★

 https://twitter.com/h6takahashi



今日のアクセス:133,982