二村ヒトシ著「すべてはモテるためである」を読みました。

今日はメンタルトレーニング系のセミナーに
行ってきました。

内容を要約すると、

 4つの性格的な分類がある。
 人間の目線にはレベルがある。

ということでした。

最初の話は、勤務先の研修でも似たような事を
聞いたことがありました。人間のタイプを、

 リーダーシップの有る人。
 職人気質の人。
 協力者タイプの人。
 その他(クリエータとか、変わったタイプの人)
 
に分類するものです。

あまり感動は無かったのですが、
問題は2つめの話です。

ある質問に答え、その点数によって、

白鳥→ダチョウ→ひよこ→虫→害虫

と分類されまます。
0点を境目に、鳥系と虫系になるのです。

鳥は鳥観というように目線が高く、
虫は触覚を使い地面を這いつくばっています。

白鳥は優雅でダチョウはややばたばた感があり、
ひよこは子供です。
虫は地面の小さい活動領域の中で目先の世界
だけで生きています。

白鳥に成った人は美人女性が目立ち、
虫系になった人はモテそうにない男女や、
いかにもいい人。といった感じでした。

ちなみに私は、−2点で虫でした。

セミナー講師は、
アラフォー美人女性だったのですが、
点数を見なくても白鳥でしょう。

こんな美人で頭良さそうな人が、
メンタルとか心理学を語り出したら、
絶対に叶わないと思いました。

それにしても、
美人は生きているだけで、
目線まで高くなってしまうという
なんとも理不尽な話なのですが、

そんな訳で、
私は虫男と成り、
その後のセミナーで先生の話で更に
ボコボコに凹み、
半泣きしながら帰ってきました。


前置きが長くなりましたが、
本日は、二村ヒトシさん著

「すべてはモテるためである」

をご紹介します。

著者の二村ヒトシさんは、
AV男優を経て現在は有名AV監督をしています。

最近はAVを見ても、
昔ほど監督は意識しませんが、
それでも二村ヒトシ監督は有名です。

本書は1998年に出版され、
今回内容の改訂だけでなく、
追加の章や解説を加え再版されました。

追加の中で、
1998年に出版したときは、あまりモテなかった。
ということが告白されていて、
モテない自分がモテるようになるために書いた。
といった背景も記されています。

実際そのあとモテるようになったのですが、
モテてみると、自分の予想と違っていたことも
書かれています。


本書では、何故モテたいのか。
ということが、これでもか。
という位、示されています。

モテるためには、
何かしらの努力や避けていた行動が必要であり、
行動の目的を明確にするということは大切
なのだと思います。

そして、本書でもっとも大切な事ですが、
持てないのは「キモチワルイ」からだ。
と言う話が続きます。

至る処で「キモチワルイ」話が出てくるのですが、

最初自分が「キモチワルイ」とは何事。
と思いながら読み進めるのですが、

だんだんと、
私がモテないのは、
結局のところ「私がキモチワルイ」ということが納得します。


冒頭にご紹介したように「虫男」の私は、
女子にとって単なる「キモチワルイ」男ということなのです。


「キモチワルイ」自分を直すのは容易なことではなく、
本書に書いている様々なステップを踏んで、
行くしかないのですが、

モテるために大変な道のりがあります。

前々回に、
「オンナがこだわる好きな男・嫌いな男」をご紹介した際に、

==
 本屋でそうゆうマニュアル本(モテ本、恋愛本)
 の棚の前に立ち止まる時点でダメなやつ。

・・・だからモテないんだよ。
と書かれていて、軽くショックを受けました。
==

と書きましたが、
モテたい(というかモテない)男子は、
本書だけは読んでおきたいと思う今日の一冊です。



 
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