ジェームス・スキナー「お金の科学」は、お金持ちに成るための教科書と感じました。

ジェームス・スキナーさんの本は
過去に2度ご紹介しています。


[http://d.hatena.ne.jp/h6takahashi/20121017/1350487384:愛の億万長者の書評

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[http://d.hatena.ne.jp/h6takahashi/20120523/1337790554:略奪大国の書評

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そんな訳で本日はジェームス・スキナーさん著

「お金の科学~大金持ちになる唯一の方法~」

をご紹介します。


ジェームス・スキナーさんは
その方面では、たいへんな有名な方ですが、

私は直接見たこともないので、
どんな人なのか、正直分かりません。

伝聞情報によると、
ずいぶん話が面白い方のようです。

私は最初に読んだ「略奪大国」が
面白かったので、
代表作は一通り読んで見ようと思いました。


本書は、
文字の密度はやや薄いですが、
厚みのある立派な本です。

お金持ちに成るために必要な事項を、
全て網羅しているのではないか?

というぐらい充実した内容です。

書かれていることが、
「科学」かどうかは、
若干疑問に思いますが、
その議論は小さい話しだと思います。


また、章によってはお金と直接関係の無い、
自己啓発やスピリチャル系の内容もあります。

ジェームス・スキナーさんに言わせれば、
そういった内容も含め、本書に書かれる
全てが、お金持ちになるために必要な
事項と考えているのだと思います。

また、他のお金本、成功本・・や、
過去の著書と内容が被っている点も多々感じられ、
オリジナルな印象は薄いです。

それは本書を、
お金持ちになるための教科書的な位置づけを
目指しているからだと思います。

そのためには、ちょっと変わった話しや、
奇抜な法則は不要なのだと感じます。


本書の内容を心底納得いくまで、
読み返せば、
(お金持ちに成れるかはさておき、)
人生に、大きな幸せをもたらす
変化が生まれるように感じます。


ジェームス・スキナーさんは19歳で来日し、
早稲田大学で学んだ日本通の方です。

中盤に書かれるビジネスの内容は、
経営者向けの内容に思われ、
サラリーマンの私にはやや違和感を感じました。

しかし、全体を通してみると、
お金に関する基本的な考え方は、
感じ入る物があります。


本書の最後には、
往年のナイキのコピーである Just Do itを掲げ、
後はやるだけ。と行動の大切さを説きます。

そして、本書に示される成功法則を21項目に
まとめています。

この成功法則の部分だけを読むと、
薄い感じがしますので、
ココをみるのは、是非本文を読んでから
にしたいです。


ココで本文中で、
心に残った話しを2つ程ご紹介します。

☆時間の原則
 時間管理の秘訣は、
 より少ない時間でより多くの事を成し
 遂げることではない。

 最も大切なことのみを行うことである。

 としてジェームス・スキナーさんは
 1年間に次の6つのことに注力し、
 他のことは割り切って捨てるそうです。
 
 ビジネスで最も大切な事 2つ
 私生活で最も大切な事  2つ
 社会貢献で最も大切な事 2つ


☆貢献の原則
 貢献の原則とは、
 自分の持っているものすべてを
 他人の役に立たせるように使うことである。

 結局のところは、
 自分のためだけに持っているものは、
 すべて負債となり、蛾が古い生地を蝕むように、
 あなたの現金を喰いつぶすものになるだろう。

 自分の持っているものすべてを、
 すべての人に提供しよう。
 
 車でも家でも、自分のためだけに使うのは、
 負債でしかありません。
 

ジェームス・スキナーさんは、
有名セミナー講師でもありので、
本書の内容も、セミナーで話しているような
内容・構成になっています。

私の場合、
盲目的に全てを受け入れている
訳ではありませんが、

賛同できる部分や心に残る部分は多く、
成功を目指す方にとっては必読の一冊と思います。

私はこれからも本書を繰り返し読むつもりです。



 
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