川北 義則 (著) 「40歳から伸びる人は、ここが違う!」を読み、余裕を感じさせる大人を目指そうと思いました。

4月に入り新年度となりました。

会社にも新人さんが入ってきて、
また一つ社歴が重なりました。

私の場合、
そろそそアラフォーの
アラが取れそうな、40代も中盤です。

ここ数年は、
仕事もワンパターン化したような気がしますし、
ワクワク感や緊張感が無いどころか、
成長感も若い頃に比べて感じられません。

ただただ、時間が経つのが早いです。
(今年も、もう4月ですし。)


この先のサラリーマン生活が
どうなるかも不安ですが、

不安ばかりですと、
人生楽しくないですし、
そもそも生きる意味も疑問です。

そんな訳で、あまり難しいことは考えず、
お馬鹿な人生を過ごしている次第です。

・・とお気楽な事を書きたいのですが、

人生の後悔や失敗は、
避けれる物なら避けたい。

俗っぽくはありますが、正直な気持ちです。

・・とそんな訳で、本日は川北義則さん著

「40歳から伸びる人は、ここが違う!」

とご紹介します。

本書は2009年に発行された本でが、
著者の川北義則さんは1935年生まれですから、
74歳当時の内容です。

社会状況や若者文化、様々な引用文献など
60歳位かと思ったのですが、
読んだ印象よりもかなり若くて意外です。

最近同じ川北義則さんの、
「大人の「男と女」のつきあい方」

↑アマゾンにリンクします。

を再度読み直し、

改めて川北義則さんの、
あくまで女性を追う姿に感心したばかりでした。
このとき75歳だった訳です。

つまり何が言いたいのかといいますと、
「お若い!」ということです。

身体はさておき、
少なくとも思考の若さは、
大いに見習う必要がありそうです。

もちろん作家としての活動にも
原因はあるのだと思いますが、

我々サラリーマン的には、
どういった点に注意したらよいのか、
本書を読んで感じた点をまとめてみました。

40代になったら、、、

・他人の智恵や力を使う
 若い頃のように気力・体力での力業は
 きかないし、知識面も衰えが生じます。

 しかしその一方で、
 部下を使える立場になります。

 つまり仕事のやり方を変えたほうが
 よいということです。

 知っていることでも知らないふりをしたり、
 議論に負けてあげたりしながらも、
 上手く人を使い、

 自分が本当に遣りたい事や得意な事に
 シフトしたほうが良いのです。

・早く若年寄にならない
 肉体は衰えるが精神は衰えません。

 食生活の改善や筋力トレーニングなどを
 始め肉体の衰えを防ぎつつ、
 理系の本も読むなど、更なる勉強を続けます。

 そして出世競争の勝ち負けとは関係ない
 自分の道を究めることを目指したいものです。

 またこの先、見た目の差が激しくなります。
 オシャレも忘れないようにしよう。

・一人にシフト、家庭にシフトする
 (独身の人は関係ないですが・・。)
 60歳で退職する場合は、定年後やりたいことを
 40代から考えないと間にあいません。

 特に退職後は人間関係が寂しくなるので、
 今から一人で時間を使う事に慣れるべきです。

 しかも、これからは会社よりも家族、
 特に奥さんを大事にしていかないと、
 定年離婚に追い込まれる可能性があります。

・余裕のある大人になる
 年甲斐もなく遊び、感動して涙することを忘れない
 ようにしたいものです。

 そしてもっとも大切な事は、
 人の話をちゃんと聴くことが出来る事が、
 (モテる)大人の余裕へと繋がります。

 聞き上手になる。そう決心しよう。
 
・・とこんな具合でした。

他にも40代は結婚後10年位は経つので、
夫婦の関係を見直す良い時期といいます。

たとえ子供がいても、
この先の夫婦仲が上手く行かないと思ったら
(慎重に)離婚も視野に考えるなど、
夫婦の関係の話題も多くあります。


私個人的に一番心に残ったのは、
大人の余裕という話しです。

若い女性にモテるかどうかはさておき、

「聞き上手」は特に心がけていきたいと
感じた今日の一冊です。



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